読物

□アニマル・プチクルーゼ隊
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〜二日目 夜〜

『ニコ』がなにやら訴えるのでついていくと、彼等の寝床で『イザ』が『アス』をいじめていた。

慌てて『アス』を救い上げて救出する、視界の端で『ディー』が舌打ちするのが見えた。

「ダ:多分首謀者はこの子だな…」

まだ癇癪の『イザ』を諌めるが手を噛み付かれ、逃げられる。

とりあえず急いで『アス』の手当をし、全員寝たのを確認しその場を後にした。

次の日から『アス』が懐いてくれたので結果オーライなのか否か…

三日目『アス』と『ニコ』は素直に懐いてくれたが、昨日一件も有って『イザ』と『ディー』が自分に懐いていない事が判明。

交流を深めようと猫ジャラシを持参で行くが、どうやら2匹は2匹でジャれあってる…もとい、『ディー』が『イザ』に一方的にジャれている。

そこに混ざって遊ぼうとしたが、『ディー』におもいっきり威嚇される。この2匹の仲の良さを再確認出来た。

四日目 信じられない事に、懐いてないと思ってた『ディー』が人の膝を枕がわりにして昼寝をした。

「ダ:よく寝る子だなァ」

動けない事が難点だったが、寝起きが悪い事は判明しているのでしばらくそのままにする事にした。

すると雀をくわえた『イザ』が駆け寄って来て『ディー』を起こそうとし、引っ掻かれそうになり応戦し起こし、持ってきた雀を一緒にムシリ始める。

「ダ:慣れてるのか?…って雀ぇ!?」

ダコスタは慌てて雀を取り上げ、2匹の気を紛らわそうと餌を差し出す。

2匹はそれを素直に受け取った。

「ダ:やれやれ…懐いているのか、いないのか…もしかして嫌われてるんじゃなくて、見下されてるのか!?」

ラクスが出掛けてはや四日、この先が思いやられるダコスタだった。

〜終わり〜
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