02/03の日記
00:23
徐庶
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戦場特有の喧騒の中で一際、君は輝いていた。
俺と同じ武器を使い、自分よりも遥かに大きい体格の武将たちの前でその剣技を繰り出す。
それはますで、舞でもしているかのような姿だった。
「皇閃っ」
戦場で美しき舞を披露していた彼女を漸く見つけ、声をかける。
愛しい愛しい彼女は綺麗に笑みを作り、俺に手を振る。
その仕草一つとっても俺の胸は高鳴る。
「また一段と強くなったんじゃないか?」
「そんなことないよ?」
本当に以前見たよりも彼女の戦場での舞は美しくなっていた。
素直に彼女に伝えれば、照れ臭そうに、でも嬉しそうに彼女ははにかんだ笑みを見せる。
あぁ、その笑顔は反則だ−−−。
胸中でうっとりと俺が言葉にしているのも気づいていないのだろうな。
彼女は笑顔でこちらを見ているだけなんだから
「げ、元直っ」
堪らず俺が彼女を抱き締めると彼女は上擦った声で俺の字を呼ぶ。
あぁ、もっと俺の字を呼んで欲しい
そう思うだけで彼女を抱き締める腕に力が入る。
「ねぇ、皇閃」
「ん?」
彼女を呼べば、彼女が俺を見上げる。
「君が強くなるのがとても嬉しい、俺の誇りだ」
彼女がまた嬉しそうに微笑む。
「でも−−−」
彼女の耳元で甘く優しく囁く、
「俺は君の為に、君以上に強くなるよ」
じゃないと、すべてから君を護れないから−−−
End.
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久しぶりに書いた!!徐庶にどハマりの如月です(*´艸`)毎日妄想してますw
徐庶って絶対ヤンデレだと思うんですよ!好きすぎて愛しずて病んじゃった•••ヤバイ!どストライクw
旦那から最後の元直のセリフを頂き、さらさらとちょっと形にしてみましたヽ(#`・ω・)ノ
リハビリくらいにはなってるといあなぁ•••
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