another

□Love me tender
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 この悍ましい世界に、現われた光。


 否、私は女神と呼びましょう。






















 いつも同じ場所に、静かに居座る彼女。

 魂を浄化され、転生されなかったという事は、余程の大罪を負っている証。


 その容姿と存在感に輩が纏わりつかない筈もなく。常に彼女の周囲にはゴミ共が群がった。



「退きなさい」


 私の一言で、奴等は一掃出来る。

 既に魂無くとも、私の恐ろしさを皆知っているのだ。










 彼女以外は。








 
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