デュラララ
□ぬっこぬこにして(ry
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「・・・で?」
静雄はいらついた表情で臨也を睨んだ。
「結局なんなんだよ」
「まぁまぁ落ち着いて」
「この状況デジャブなんだが」
脳裏に浮かぶは薬を飲まされ、縛られた記憶。
「仕方ないなぁ。これ以上焦らしても静ちゃん帰っちゃいそうだし。はい」
立ち上がりかけていた静雄の前に臨也が小さな紙袋を置いた。
「・・・?」
「不思議そうな顔してるね。・・・開けてみなよ」
静雄は暫く卓上の紙袋を睨んでいたが、不承不承に手に取った。
「・・・は?」
「どう?気に入った?」
臨也がにこにこと笑う。
静雄はゆっくり一つ、息を吐いた。
「臨也君よぉ。これはいったい、何かな??」
ピンク色の瓶を振りながら、静雄が押し殺した声で尋ねる。
「ん?見ての通り。栄養ドリンクv」
語尾にハートマークをつける臨也。