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□甘えた
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―夏の自室
夏「……スー…スー」
ったく、山崎の野郎
逃げやがって…
…それより、コイツがいきなり熱出すとは、思ってなかったな。
まぁ…夏もよくがんばってるからな。
そう考えたらいつも頼ってるか。
土「……ありがとな」
土方は夏の頭をなでた
夏「…ん、土方…さん?」
土「あぁ、悪ィ…起こしちまったか」
夏「いや別に…大丈夫ですよ」
土「そうか」
夏「それよりなんで土方さんが…」
土「山崎が逃げたからな」
夏「ザキが…?」
土「ああ」
夏「そう…ゴホッ」
土「おい、大丈夫かよ」
夏「薬飲めば…なんとかだが…」
土「?…まぁとりあえず、お粥食え」
夏「……」
土方は夏にお粥を渡した。
パクっ
夏「お塩…欲しいです」
土「わかった」タッ
…少しヤバかった。
アイツは熱があって顔が赤いから余計に言葉が甘えているように聞こえた。
土「…はぁ…」
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