自作小説2 初夏に君

□4 師曰く
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起きたのは10時を少し過ぎた頃


完全に学校には遅刻だが
俺は気にしなかった



ああ、寝坊だ

程度に思って起きた


だって、俺にとってはよくあることだからだ


それに、誰も起こしてくれないしな・・・


父親は仕事で早くに家を出るし
姉は娘を幼稚園に連れて行かなくては行かないし

唯一の母親は家にいつもいるが
俺のことは空気かいないものと感じているようで俺を起こしたことはない

こんな環境もあって俺は
遅刻をよくする駄目な子になっていた



まぁ、それはおいておいて
俺はゆっくりと学校へ行く準備をする





あ、やべぇ
数学のしゅくだいやってねぇ

でも、一時間目だから大丈夫か・・

あ、物理も・・・












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