自作小説2 初夏に君

□6 というわけで
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あと少しで夏休み

授業も残り僅か



ギリギリのところで俺は赤点は取らなかった


まぁ、まぁである



だが、杜母の一件以来
俺のところに微妙に嫌な嫌がらせがあるのは少しむかつく




今は社会の授業中


俺はノートを探して机をあさる



すると、ある者が机の中から飛び出した




「げっ!」



思わず大きな声を出してしまった

しかも、先生が
俺の机の近くにいた


先生はその落とした者を拾った










なんで、よりによって社会の佐藤先生
なんだよ・・・






社会の佐藤先生は
生徒指導の先生でもあり
柔道の顧問でもある



生徒達の中では
怖い方の先生である



「望月」

「はい」


俺は立つ




「これは何だ?」



俺が入れたんじゃねーよ!


くっそーー




「これは何だ!」


怒鳴られる



そんな、恥ずかしいもん
人前で言えるか!



公開処刑か!





だが、ここで引き下がる
俺ではない





「望月!」





思いっきり息を吸って



大きく口を開けた

























「コンドームです!!!!!!」






















放課後生徒会室に連れて行かれた











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