図鑑所有者と選ばれしトレーナー3
□第一章 新たな仲間
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あの出来事から三年という月日が流れた。
俺はカントー地方にいるジムリーダを倒し、念願のポケモンリーグに出場した。
結果は三位と微妙な結果。
これじゃあポケモンマスターなんて夢は到底かなわない。
そう俺は思い、のどかな山奥で一から手持ちのポケモンと共に自分自身も鍛え直す事にした。
そういやあれ以来一度もケン達とは会ってないな………。
会ったらサクラに元気がないなんて言われそうだな…。
マナがもしいたら多分心配するだろうな……。
「……よし、今日はここまでにしよう」
手持ちのポケモンをモンスターボールに戻し、テントがある場所に向かう。
その夜俺はテントの中で今後の事について考えていた。
「…一番マサラタウンに戻るか…。いや、レックスに会いに行くか……」
そんな独り言をぶつぶつ呟いた俺は暫くして次の目的地を決めた。
「よし、ここはシロガネ山の北にある山々だからエインシティが近いな。明日はケンとサクラに会いに行くとしよう」
考えがまとまったところで俺は即座に眠りについた。