図鑑所有者と選ばれしトレーナー3

□第二章 エイン寺の秘密
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「アタシ達も戻ろっか」

「そうだな」


山を下りると広場にリュカが何かを売っていた。


「これだけ?」

「そんだけ貰えただけでも感謝しな」

「何してるんだリュカ」

「な、何でもないよ!」

必死に何でもないと言うが、カイトから目をそらしていた。

「リュカだっけ?何で目をそらすの?」

「別にそらしてなんかないよ」

「はいはい、お金を貰っていたんだよね?」

「そうなのか?」

「うん……。でも二人には関係ない話だからこの話はおしまい!」

無理やり話を終わらせたリュカ。あまり話をしたくないように見えたのかカイトとサクラは追及しなかった。

「これからどうする?俺はマサラタウンに行くけど」

「アタシはエインシティに残るわ」

「私はカイト君についていくよ♪」

「じゃあここでサクラとはお別れだな」

「気を付けてね」


第二章完


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