図鑑所有者と選ばれしトレーナー
□第五章
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今二人はセキチクシティに来ている。
「セキチクシティに来たのはいいもののどうする?」
「ロケット団の事とか聞きますか?」
何も目的もなく来てしまい、これからの事をどうするか考えていなかった二人。
「……やっぱこれからの事を考えるとポケモンを育てないとな…」
結局いろんなトレーナーにカイトはポケモン勝負を申し込んだ。
「ふぅ〜。楽勝!」
これで何勝目だろうか。カイトは次々と勝利する。
(……カイトさんはすごいなぁ〜。私なんて全然上手く指示できないし…)
マナは心の中でそう思っていた。
「マナ!一通り勝利したからちょっと休憩しようか」
近くにあるベンチに座り、弁当を食べることにした。
「カイトさん。何かポケモン進化しましたか?」
「あぁ!ゼニガメが…ほら!」
マナが見たのはゼニガメの進化系のカメールだった。