図鑑所有者と選ばれしトレーナー2
□第二章 いざ!ジョウト地方へ
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そして次の日…
「サクラ遅いな…」
「ケン、ごめん!寝坊しちゃって…」
ケンは怒ってる様子もなく遺跡の入口に向かう。
「おや?サクラちゃんに………ケン君かい?」
「はい!おじさん久しぶりですね!」
「いや〜ケン君凄く雰囲気が変わって驚いたよ」
「前ならめんどがって話聞かなかったよね」
「そうだった…な。とにかく遺跡に入りますよ」
ケンは話を変えるようにした。
「遺跡の中は私も知らないから気をつけるんだよ!」
「ありがとうございます」
二人はお礼をし、遺跡の中に足を踏み入れる。
「……………」
「とても静かな所ね…」
小さな声でも響き渡る。
しばらく狭い一本道の廊下を歩くと広間のような場所に着いた。
「ここが一番奥みたいね」
「…あの壁画に何かかいてあるな」