図鑑所有者と選ばれしトレーナー2

□第二章 いざ!ジョウト地方へ
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大きな壁画には真ん中に大きな円形とその回りに17個の小さな円形があった。

「何だこれ…」

「わかんないけど大きな円形が重要って事はわかる気がする」



「二十年前ある事件がおきてな」

突然後ろから声がして二人はとっさに振り向くとそこには町長がいた。

「事件ですか?」

「うむ。グレイラーというトレーナーは二人とも知っておるな?」

「伝説のトレーナーの?確か俺達が小さい頃に突然行方不明になりましたよね?」

「そうじゃ…。グレイラーとお前さんの父親は知り合いって事は知っておるな?」

「はい…。二年前父さんがいきなり帰ってきて…」

ケンと町長の話に全くついていけないサクラは頭の中がこんがらがっていた。
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