図鑑所有者と選ばれしトレーナー2
□第二章 いざ!ジョウト地方へ
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一方カイト達は…
「エンジュシティに着いたな…」
「何か歴史を感じる町並みです」
「まぁ、他の町とは屋根の色とか違うしな」
二人は町並みに見とれていると怪しげな男が物陰で何かをしていた。
「おい!何してんだ!」
カイトがすぐさまその男に怒鳴りつける。
「…ッチ……」
舌打ちをし、何処かへ行ってしまった。
「何だったんでしょうね…」
「さぁ…。それより昼にしようぜ!」
男の事は特に追うことはせず一旦昼食をとることにした。
「なぁマナ」
「はい?」
カイトの声からしていいことではないと感じ取った…。
逆に怒っているような声。
「毎回思っていたけど野菜は食べろよ」
「でも…苦手で」
「苦手でもマナはもう12だろ!?だから食べろよ!」
「そ、そんな言い方ないじゃないですか!」
普段なら怒っていてもすぐに落ち着いたりするはずなのに今はおかしい。