図鑑所有者と選ばれしトレーナー2
□第二章 いざ!ジョウト地方へ
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「………だいたいマナは」
「今のカイトさんは私の知ってるカイトさんじゃありません!」
「あぁ!お前の食べ残しを食べるのにもお前の態度も嫌なんだよ!お前との旅はこれで終わりな」
「えっ…」
まさかすぎたこの一言。マナは途中から口をポカンと開いたままでいた。
「俺は怒りの湖に行くから」
カイトはそのままゆっくりと東の方角へ歩いていった。
「な、なんで…。いきなり…」
野菜が食べられない事で喧嘩して旅が終わるなんて信じられなかった。
「……とりあえずコガネシティに行こう」
半泣きしながらゆっくりと南の方角へ向かった。
(なんでカイトさんあんなに落ち着いてなかったんだろ…。別の事を考えていたような顔をしたけど)
第二章完