図鑑所有者と選ばれしトレーナー2

□第四章 ウバメの森の少女
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マナ「嫌です!」

カイト「いいから逃げろ!」

カイトのこれまでにない真剣な声と顔におされてしまった。

マナ「ごめんなさい…」

マナはカイトの言うとおりに階段を上っていった。

ロケット団「一人逃がしたか……。まぁいい。ズバット、超音波!アーボ、どくばり!」

カイト「カメックス、その水を利用して波乗り!サイドンはじしん!」

じしんはアーボに波乗りはズバットに命中した。

ロケット団「餓鬼のくせにやるな。だが、サイドンのじしんでこの空洞は崩れ始めている」

確かに天井からヒビがでてきている。

このままだとカイトはもちろんロケット団全員は下敷きになる。

カイト「そんなことはわかっている!カメックス、水鉄砲!」

ロケット団「なかなか勇気があるじゃないか」

カイト「…ハァハァ、倒したか?」

そう油断した時だった。


ブスッ!!!

カイト「グッ!」

アーボのどくばりがカイトの右肩に当たった。

ロケット団「逃げるぞ!」

ロケット団は全員別の階段から逃げていった。

しかしカイトは…

カイト「や、ヤバいな……」

毒がまわってきたらしく立つことはおろか視界までもがボヤケてきた。

カイト「こんなところで終わるなんてな……」









そして天井が完全に崩れた。
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