図鑑所有者と選ばれしトレーナー2
□第四章 ウバメの森の少女
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場所が変わりヒワダタウン。
マナ「ハァハァ…」
急いでヒワダタウンまで走ってきたマナ。
マナ「ここまで逃げれば……」
しかし、マナの眼は自然と潤っていた。
マナ「……カイト…さん」
マナはカイトが生きている事を信じ、コガネシティを迂回してキキョウシティに行くルートを選択した。
マナ「…早くウバメの森をぬけないと」
一回入っただけの事はあって、今度はそんなに迷わずに済んだ。
マナ「…一人はやっぱり寂しいですよ……あの時みたいに………」
涙を流しながらも一歩一歩進む。
進むしかないと思ったマナは無事コガネシティに着いた。
マナ「今日はもう寝ないと」
辺りはすっかり日が暮れて、月や星が見え始めている。