捧げ物(小説)
□レイエ(甘)
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ここはトキワの森………今そこには一組のカップルが森の中を仲良く歩いていた。
「ホント、トキワの森って自然が豊かでいいよな」
レッドはそう呟くが、明らかにレッドの彼女……イエローに言っている。
「はい。僕は小さい頃からこの森が好きなんです」
「俺もトキワの森は好きだよ。たまには森の中を歩くのも悪くないかな…」
そしてしばらく歩くと、二人の目の前には、綺麗な川が流れていた。
「ここか?イエローが言っていた場所って…」
「はい。ここは僕が特に好きな場所なんです」
するとイエローはその場に座り込む。