銀魂ゆめ1

□B私何者?
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私はキーホルダーになった。
あ〜 だから 万事屋の3人がこんなに大きく見えるのね。
なかなか、こんなアップ見れないよ(^^)
うわっ 超ラッキー・・な訳あるかぁっ!

ちょっと待って・・何だキーホルダーって
何かの呪いですか?
ど〜ゆ〜事ぉ?

「こっちが聞きてェんだよっ」
戸惑っているのは 銀さんも同じのようだ。

「あ〜駄目だ 思い出せねェ。昨夜はこんなもの ついてなかったよなァ・・・」

3人の会話から少しずつ 自分の状況がのみこめててきた。
どうやら私(現在キーホルダー)は 銀さんのベルトにストラップ部分が縫い付けられて
いるようだ。

「何かこれ ビミョー アル」
「でも 人形部分のつくりは けっこうよく
出来てますよ。ほらSDフィギュアっぽいし」

ちょっ 誰の許可を得て360度回しながら
見とんじゃー このダメガネがーっ
・・・しかし私の声は届かない

「見て見て銀ちゃーん。動くアル。」
すごいこと発見しちゃった・・みたいな表情をみせる神楽
「あ、これ間接可動フィギュアですよ。」
詳しいなぁぱっつぁん・・・
あ ちょっ神楽なんて格好させるのぉ!
・・・しかし私の声は届かない

「ほら 銀ちゃん」
神楽の手から銀さんの大きな手に渡される
私(現在キーホルダー)
あったかい手・・うわぁ ドキドキするぅ
え・・ちょっ・・くすぐったィ・・
左手にのせた私(現在キーホルダー)を
右手の人差し指で転がす。
どぅわあぁぁっ!やばいってェ!!
だあぁぁっ!マジやばい・・ケド・・できれば
あと300回くらいコロコロして下さ〜いっ
・・・どうかこの声を届けてほしい・・って
馬鹿かぁぁっ・・

これ、余裕くれてる場合じゃないだろう
まず この現状を打破しないと。
だいたいこうなった原因はどこに?

「何だ?手に何か・・巻物?」
どうやら私は手に巻物をもっているらしい
・・いや全くもっておかしいよね・・

「うわぁ、よくできてますね。字も書いてありますよ。えっと”お姉さまどうですか?
そっちの世界は・・大好きな2人との時間を楽しんで下さい(^^)
PS何がおきるかわからないので一応護身用に・・・”
何か、手紙っぽいですけど・・」
手紙っぽい・・ではなく それ明らかに手紙だね。
私はやっと理解した。
妹ぉ!あいつぅ あたしにあの実を!
何が楽しんで下さい(^^)よ
こんな不自由な体でどうやって大好きな2人と・・・2人?・・って誰?
えっと・・護身用・・って?

「あ〜、護身用で刀をくわえてるんですね」
・・・え?くわえてるの?刀・・

「なんか・・ちょっと可愛いかと思ったケド
よく見たらビミョウアル」
うんうん もっともな意見だよね神楽ちゃん
微妙っていうより珍妙だもの
口に刀って・・私何者ですか?

「確かにこれないわ〜。この服のセンス」
この際はっきり言ってください銀さん。
たぶん もう なんでも来いです。

「赤いジャージに緑の腹巻って・・」
・・・大好きな2人・・って・・・銀さんは確かにここに・・もうひとりって・・あの・・海賊の三刀流
の剣士?って ただの腹巻じゃん これ!
しかも何故に、赤ジャージ・・・
お腹が冷えるの気にしてる 任侠女教師?
 

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