琥珀
□無題
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降り積もる六花に抱かれ‐‐‐
純白の荒野に身を横たえ‐‐
自らの心の闇の中に沈み‐‐‐‐
心が重くその場から身動きが出来ないほどに‐‐‐‐
帰る場所さえ忘れ‐‐‐
ただ一つの約束さえも守れず‐‐‐‐
降り続ける六花の中で涙は止めどなく流れ続ける‐‐‐‐
自らの闇から救い出してくれる求め‐‐‐
微かに見える光りは‐‐‐‐
光りは‐‐‐‐‐
光りは‐‐‐‐
光りは見えないのか‐‐‐‐
闇に沈みかけた眼[マナコ]に微かな光りが見えた‐‐
彼方に見える光りの中に愛おしい者垣間見‐‐‐
必死に足を向け‐‐‐手を延ばす。
降り積もる六花の花は純白の羽根に変わり‐‐‐
約束の地へ‐‐‐‐‐
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