琥珀

□我が胸に咲きし純白(シロ)き花
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「そうか・・・そうか・・・」

弟と言い、泣いてくれる人物。
だからこそ、神田は花の話しをしたのだろうと納得する


「でも・・・・今は、私以上に泣いてくれる人をユウは見つけましたよ」


イリスの言葉に驚く


「ユウは、見つけたんです。
散りゆくだけの花ではなく、自分の為に咲き誇ってくれる自分だけの花を・・・・」


驚きの表情は、嬉しさに変わる


「見つけたか・・・。
是非みたいもんじゃな、神田が愛でる花を・・・」


「今すぐでも見れますよ。
ほら・・・」


イリスが指さした先に居るのは‐‐‐‐



「ウォーカーが、か!!」

「うん」


「まさか、神田 ユウが男しょ・・・・」



「それは、言ってはだめだ!」


フォーの言葉に待ったをかける



ズゥ老がジッとアレンを見つめ


アレンが言った

『僕らが変わらずに信じていれば大丈夫ですよ
未来できっと笑える』


という言葉に


「未来か・・・
いやはや己の罪を思いしらさるなぁ」


自分を責めるような声音‐‐‐‐


「ズゥ」


















『神田 ユウ』



「神」の「田」園(ガーデン)で唯一力を「有(ユウ)」する事ができた者────





















END
[2009/5/10]

妄想が暴走した小説でした。
陰陽がウンタラ〜〜〜って言うのは、私の勝手な妄想です(でも、食べたAKUMAはマジでドコに行くのでしょう?)。

最後の
神の田園(ガーデン)で唯一力を有する事ができた者────

の田園(ガーデン)は、人体実験場の事です。
田園で稲を品種改良し、新しい種を作るかのように、神の真似事をし、新たな種(第二エクソシスト)を作り出す場所‐‐‐‐って、かなり皮肉ってみました。


アレンは、男の子のイメージで書いたんですが、まぁどっちでも読めますね。


タイトルの『我が胸に咲きし純白(シロ)き花』は・・・・・すいません。
あんまり話しに引っかかり無かったですね(笑)。
我(神田)の心の支えであり、神田が唯一求めた純白き花(アレン君)って意味で付けてみました。
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