ソウサク

□彼方へ行く君へ
1ページ/1ページ

瞬く間に消えた流星
永遠に居据わる願望
掻き消す雑踏の声
媚びり付く情景

すべてが自分の中 浮遊する想いを込めて


君が歩んだ道 そのすべてに正解と不正解の二者を付けるのかい
そんな簡単なモノかな

飛び立つ鳥の様
どこへでも飛び立てた
その中のたった一つを選んだんだ

胸張って そんな小さな囲いに納めようとしないで

声には出ない君へのコトバ
数えきれない想いの中から…
たった一つを選ぶとしたら…迷わず このコトバを君へと届けようと思う


独りじゃないから
君が行く世界
そこには道なんて無いんだよ
君の目に写る前に広がるのは 幾千に広がる光と闇の空
道は君の後ろ側 君が生きてきた証なんだ
何があったって戻ってこれる たった一つの僕との絆


流れ行く時間
せき止めた感情
失わない想い出
忘れてた勇気

すべてが自分の中 繋がった願いを籠めて


君が歩んだ道 そのすべてが良かった事ばかりじゃなかっただろうけど
ずっと引き摺ることはない

咲き誇る花の様
咲かせるまでの我慢だよ
いつかはきっと 輝く実を結ぶ

胸張って そんな小さな箱に納めようとしないで

声には出ない君への気持ち
数えきれない想いの中から…
旅立つ君の背中に向けて…迷ったけど この気持ちを君へと届けようと思う


独りにはさせないから
君が戻れる世界
僕はその道で見守ってるよ
君の手をひいて行ってあげたいけど 幾千に広がる光と闇の空
道は君にしか見えない 君が生きて行く印なんだ
何があったって戻ってこれるから たった一つの僕との絆


迷ってるのは僕の方だったね
いつだって君は前見てたのに
もう迷わないよ
思いっきり背中を押して
旅立つ君に最初の言葉

しっかり前を見て
ちゃんと足を踏み出して


いってらっしゃい

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ