脳 内 旅 行 記【c】

□100911 クリスマスパーティー
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今日はクリスマス
部屋には弟と妹とよく知らない男の人と私がいる

場所は1階の居間
自宅として出てきたが知らない家
時間は定かではないが夜だった


妹と弟がオードブルとケーキをテーブルに用意してくれている

「お腹空いたから早くはじめよう!」
と妹

「♪HAPPY BIRTHDAY to you♪」
と弟が歌いだした

『クリスマスになんでHAPPY BIRTHDAYなんだよ!』
と私

歌うのをやめるとなんだか音も無くさみしい…
盛り上がるには音楽でもかけたいなと思った
『あ!さみしいからクリスマスソングのCDでもかけよう!』
と言って階段を駆け登り2階へ上がった

探したけどクリスマスソングの入ったCDが見つからない

あっそうだ


と、手に取ったのがフジファブリックのアルバム

4枚組になっていた(現実にはない)

1番知ってる一枚目にしようとCDラジカセにセットした

電気を消そうとしたら、いつから付いていたのか隣の和室の明かりが付いている

何も置いてない部屋である

朝から付いてたのかなぁ…電気代もったいないなぁ
と思った

蛍光灯が切れかかって点滅している。
不気味に見えた

消しに部屋へ入って蛍光灯を見上げた

すると蛍光灯から垂れ下がっている紐がふらふらと揺れている

それを見た途端ゾクッとした

気にしちゃいかん

と心に言い聞かせて明かりを消した

すると階段から曲が聞こえる


階段に置きっぱなしの私の携帯の着信音だ

『あ〜妹だ、はいはい今下に降りますよ…』


と独り言を呟きながら下へ行く

お客さんはフジファブリック知らないよなぁ

いいかなぁ


と思いつつ下へ降りてみんなに謝った


『ごめんごめん!じゃ曲かけるけど、クリスマスソングが無かったからフジファブリック聴いて盛り上がろ♪』


妹と弟は嬉しそうだったが客人はフジファブリックを知らないようだった
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