09/25の日記

22:47
魔法使いの嫁
---------------
魔法使いの嫁というマンガにはまっている。

この物語は
人外の魔法使いであるエリアスが、特異な性質と暗い過去をもつ少女チセを魔法使いの弟子そしてお嫁さんにするためにオークションで競り落とすところから始まる。

主人公はチセ。
最初は自分の立場や魔法に戸惑いつつも、チセのことを家族だと言い優しく迎え入れてくれたエアリスに懐いていき、徐々にエリアスから離れたくない、彼のことをもっと知りたいと思うようになっていく。




とっても優しい話。



私のお気に入りは4巻の内容すべて。
チセが一生懸命杖を作っているシーン、リンデルが歌い花を咲かせ、チセとエリアスが水鏡を通じてお話しするシーン、チセが魔法でエリアスの元に飛んでいくシーン、チセがエリアスと面と向かって話して、お互いのことを分かり合おうとするシーン。

とくにチセがエリアスに「私はおいしそうでしたか?」と問うあたりからは本当に好きだ。
チセの記憶を消そうとするエリアスに向かって、一生懸命に話すところ。

大事な人のことなので、この記憶は要らなくない
と、懸命にエリアスを止めるのだ。

そしてそれに続いてエリアスが さみしい という感情がどういうものなのかを知る。
この一連の流れがとてもきれいに感じる。



魔法使いの嫁は愛情深い人が多い。誰かのことを想って行動してる人が出てくる。



素敵な場面やセリフが多くてうまくまとめることはできない。


とにかく心が綺麗に書かれているというか…
今後も楽しみな作品だ。

前へ|次へ

コメントを書く
日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ