「130年の時を越えて」 vol14

「おい、今メールがあったんだけど、あのメニューの合格点を取ったやつが現れたらしいぞ」
「うそっ。まじでー」
「だってあのメニューとか、土方さんの鬼さが溢れてる…」

いつものトリオが青ざめているのを発見した総司は、3人の元へ駆け寄った。

「今年もマネージャーさんはいらっしゃらないんですか?」

「おっ、総司。
実はな、今年は1人合格点を取ってるやつがいるってよ!」
「しかも、その子、可愛いのに気が強いらしいよ」
「最後の試験を乗り越えてくれるといいんだけどな」

自分たちのことでもないのに、3人は必死に両手を合わせた。
総司も両手を合わせた。

(…神谷さんでありますよーに…)

そう願って、総司ははっとした。
もし仮に、合格点の子がセイだったら。

(俺はいったいどうしたいんだろう。
何をするべきなんだろう)

今まで考えもしなかったことが浮かんできた。

会いたい一心で探していた。
会えた時のことなど考えたことはなかった。

なぜだかとても不安が押し寄せてきた。

(俺を見て、泣いてしまったらどうしよう。
逃げていってしまったらどうしよう。)

なぜだかとても暗い気持ちになった。



<つづく>


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