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□ストーカー疑惑
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姜維「丞相ー!!た、大変です!!」


諸葛亮「…なんですか、姜維…そんなに慌てて…」

姜維「大変なんですよ!!」

諸葛亮「…まぁ、いいでしょう。言ってみなさい。(どうせロクでもない事でしょう…)」


姜維「はい……実は馬超殿が…」

諸葛亮「…?馬超殿ですか?」

姜維「そうなんです。馬超殿が…ス…ス…!」


諸葛亮「ス?」


姜維「………ス、ストーカーをしてくるんです!!!」




諸葛亮「はぁ?…そんな訳ないでしょ…う…………ん?」


馬超「……はぁ……イイ…………いいぞ…」


諸葛亮「(うわ…)…何か呟いてますね」

姜維「二日前から、ずっとなんですよ」

諸葛亮「二日前ですか…姜維、あなたは何をしてましたか?教えてくれませんか?」

姜維「実は…馬超殿に…」



回想...



馬超「お前の髪型って一つで結んでるよな。なんか女みてーだよな!」

姜維「女みたいとは失礼です…えっと…この髪型は『ぽにーている』って言うらしいのです!」

馬超「『ぽにーている』?…って何だそれ」

姜維「それが、馬の尻尾に似ているから名付けられたそうですよ?」



馬超「…(ずきゅーん)………いい…」



姜維「…え?……ば、馬超殿?」

馬超「…本当だな…後ろから見たら、まるで馬の尻尾のようだ………はぁはぁ」


(!!!?)


姜維「た、助けて下さぁああぁい!!丞相ぉおぉおぉぉ!!!!」



回想終了...



姜維「…と今に至る訳です…。」





諸葛亮「………」





姜維「……はい。」




諸葛亮「自業自得ですね。…馬超殿に"馬"の話題を振ったら、当分は続くでしょう」

姜維「…やっぱり…でしょうか?」



諸葛亮「ええ。」



姜維「そ、そんなッ!!?助けては下さらないのですかッ?!」

馬超「姜維ぃぃいい!!何処だぁあ!!」


諸葛亮「…私はこれから執務があるので」

姜維「そんなぁあ!!ひ、ひどいです丞相ぉおぉぉ…」

馬超「待てぇぇえぇえ!!姜維ぃぃいぃ!!…その後ろ姿……はぁはぁ」



姜維「ぎゃぁあああぁああぁあ!!!」




おわりなさい。





***
グダグダww

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