12/28の日記
23:31
30thライブ ドキュメンタリー
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こんばんはー!管理人/茉李です★
30thラニバのドキュメンタリーを見ました。
このドキュメンタリーの事前情報として。
(すべて又聞きですが)
hydeが。
「これ流していいんですか?ってレベルの雰囲気」
「かなり(素の自分たちに)近いと思う」
「数年前だとOKにならなかったんじゃないかな」
「僕自身もチェックしてて、これ良いのかな?って。でも(結局)OKになったから」
「僕よりも他のメンバーがOKなのかな?って」
等々言っていたと聞きました。
L'がこれまで制作してきたドキュメンタリーの中で。
「OKにならなかった内容」といえば。
(たしか)巴里ドキュメンタリー内での。
kenちゃんかカメラに向かって威嚇しながらの。
「カメラ回すなよ」
のシーンや。
映画「Over The L'Arc-en-Ciel」内での。
リーダーの。
「誰の立場で仕事してるんですか?」
スタッフへの?苦言シーンなどです。
(どちらも告知時にはあったはずなのに本編からは忽然と消えていました)
これらが誰の判断でOKにならなかったのかはわかりませんが。
(本人NGだったのか。事務所NGだったのか)
今回のドキュメンタリーの中にも。
同レベルの(あるいはそれを超える)
「今までならNGになったはずのシーン」が収められているのかもしれないと思うと。
期待が高まりました。
しかし。
視聴した結果。
どうやら「数年前だとOKにならなかったシーン」とは。
想像した類いのものではなかったようです。
今回のドキュメンタリーは。
とにかく「L'はメンバー同士の会話がない」を強調するような内容になっていました。
ちょっと作為的に感じるほど交流ゼロを前面に押し出していました。
ドキュメンタリーは記録映像の垂れ流しではありません。
テーマを決めてそれに基づいて編集をしていくはずです。
このドキュメンタリーはいったい何をテーマに、誰にどんなことを伝えたかったのでしょうか。
インタビューもそうでした。
30thらしくL'の結成についても尋ねていましたが。
「メンバー同士会話がないことについて」
「話さない理由」
「かつてL'が解散に至りかけたこと」
色々と聞いていく中でそれらの話題に触れた部分もあった、というよりも。
むしろインタのメインはそれだったという印象を受けました。
メンバーもある程度、質問の内容は承知でインタビューを受けたのだろうと思います。
ですが。
結局のところ。
改善したいと思っているメンバーもいれば。
合わなくてもいいんじゃないと思っているメンバーもいれば。
納得はしていないけど受け入れているメンバーもいて。
着地点はありませんでした。
「今のL'は、メンバー同士顔を合わせても殆ど口をきくことはない。
過去には解散しかけたこともあり。
現在も何とか存続してはいるけれどぎりぎりのところで保たれている状態だからもう誰にもどうすることも出来ない。
その現状をわかって欲しい」
今回のドキュメンタリーは。
そんな、ある意味でファンに引導を渡すような意味合いのものだったのでしょうか。
しかし。
こんなことを言ってはなんですが。
メンバーの年齢的にも、バンドの未来がこの先何十年もあるわけではないと思います。
今だって周年程度でしか活動をしていません。
だったらわざわざ今の微妙な状態を、改めて周知徹底などさせる必要もなかった気がします。
(このままの状態で続けて終わったって良かったと思います)
そんな意義のよくわからない今回のドキュメンタリーの中で。
赤裸々な内状を明かしたことよりも驚いたことがありました。
それは。
kenちゃんがインタビューに答えていたことです。
(ラルクリ後のドキュメンタリーではkenちゃん、ユッキーのインタは皆無でした)
しかも。
雑談や、L'への加入の経緯のような答えやすい質問だけではなく。
「メンバーに伝えたいことは?」
真面目な話を苦手とするkenちゃんに対して、かなりハードルの高い質問までしていました。
(今のL'の状況を思えば、ハードルが高いどころではなかったかもしれません)
その質問に対して。
kenちゃんは少しだけ苦い顔をして。
「メンバーでいてくれてありがとう」
そう答えていたのが本当に印象的でした。
hydeがインタの最後で。
「30歳に対するhydeさんのイメージとは?」
と訊かれて。
「大人じゃないですか?やっと大人になったって感じじゃないですか?そっからでしょ人は、って感じでしょ」
そう答えていましたが。
kenちゃんのインタを聞いた後では。
まるで。
30thを迎えたL'とダブらせて答えているかのようにも思えました。
もう一度最初の最初の疑問に立ち戻りたいと思います。
今回のドキュメンタリーの。
ある種、作為的ではあるけれども、あえて曝け出しているような編集の意図はなんだったのでしょうか。
そして。
ドキュメンタリーのテーマを知らされていたかどうかは定かではありませんが。
kenちゃんは何故今回インタに答えようと思ったのでしょうか。
このドキュメンタリーの編集に携わっていたのはリーダーだったそうです。
リーダーは映像の中で何度もL'の活動の正常化、メンバーの関係の正常化を口にしていました。
本来ならば直に声をかけて四人で話し合う機会を作ればいいのだと思います。
でもそれが出来ないから。
きっかけすら作れないから。
もしかしたら。
リーダーはこのドキュメンタリーを通して自分の気持ちをメンバーに伝えたかった、とは考えられないでしょうか。
(非常に回りくどいし。視聴するファンまで巻き込んで、とは思いますが。それほど難しい状態なのだということ)
ドキュメンタリー公開後のサタキンで。
リーダーとhydeは(プライベートで?)ふたりきりで会うこともあると、そんなことも言っていたらしいです。
ちょっと驚きましたが。
本当にそのふたりが繋がっていて。
リーダーが自分の気持ちをhydeに話していたとしたら。
その上で現況改善に努めたいと思っているのだとしたら。
おそらくhydeは協力を惜しまないと思います。
そう思えば。
ドキュメンタリーはリーダー最後の?手段のようにも思えてきました。
(今年最後のポジティブ思考です)
そして。
kenちゃんが今回はインタに答えていたのは。
今ならばkenちゃんの扉は少しだけ開かれているということなのかもしれません。
(天照大神ken?)
「メンバーでいてくれてありがとう」と言ったkenちゃんがその後に口にしていた。
「それぞれの考えがあって、それぞれの考えで、色々たぶん喋ったことがないけど一生懸命やってる気がするの。そういう存在でいてくれる、居続けてくれるのが嬉しいです」
これが。
アーティストとしての方向性は違いつつも、何に対しても懸命で、最後までL'という同じ船に乗り続けることを選んでくれたhydeのことを言っているのか。
合わないところはあるし、考え方もタイプも違うけれど、リーダーがL'のために努力してくれていることはわかっている。そうあり続けていてくれていることには感謝もしているという気持ちなのか。
もっと別の、メンバーそれぞれへの想いがこめられた言葉なのかは。
具体的にはわかりませんが。
今のkenちゃんは、取りつく島もないというわけではないように思えました。
このドキュメンタリー公開の、実際に意図するところはわかりません。
でも。
このドキュメンタリーがメンバー間の膠着を解く「賽は投げられた」になればいいなと、そんな風に思いました。
年末年始にはライブ本編の方を見たいと思います。
そんなわけで。
ではではまたー!
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