novel1
□愛の衝動
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「おや、今日のお姫樣はつれないね。御機嫌斜めのようだ」
「……依織くんが悪いんだもん。」
そう言って君はそっぽを向いてしまった。
どうやら彼女は今日学園で僕が女の子に告白されている所を見てしまったらしい。
勿論僕が夢中なのは彼女なのだから丁重に断ったが、砕ける思いでその子は僕に飛び付いてきた。
――恐らく原因はこれ。
「困ったね、ちゃんと僕が断った事位君は知っているだろう?」
「でも…っあんなの優しすぎるッ」
→
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