04/16の日記

23:14
「おいおい、大取材班が聞いて呆れるよ。俺とお前の2人きりなんて聞いてないよ!まるで弥次喜多だよ!」
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今日、ちょうど一年振りとなる新作拍手短編「compensation talk
〜志真と東・西の場合〜+?」を「電網拍手釦」に掲載し、「「‐」シリーズ最終回」「「G」クロ婆羅陀魏編最終回」「インパーフェクト」を「依頼物置場」の「拍手短編集」に移動させました。
本作は「埋め合わせ」を意味する英語「compensation」の通り、実は今までAさんからの頂き物短編「アメリカの空〜2人の空戦〜+Passport」でしか接点の無かった志真と東・西との交流を描いたもので、他に東西コンビが瞬の弟子になった経緯を描く話と、新宿で「ある出会い」を果たす話の、三本立て作品となっています。
時事列としては、前述の「アメリカの空」内の「おまけA」の途中となっているので同作の他、拍手短編「Right of Left」を読んでおく事を推奨します。
また、本作はいい加減拍手短編を変えなければ・・・と思いつつ、長くなって結局拍手短編に出来なかった先月の「White Day Mission!」と同様に「原点回帰」を目指した作品なので、「まっとうな小説作品」となっている点は強調しておきます(汗)
本作で初めて明かす設定が色々とあったり、数年振り(「婆羅陀魏グラフティー」以来?)に東西コンビをまともに出していますので、是非ともご覧下さい。
あと、「創造画集」の「小説イメージ画」に東西コンビとイース・ウェイスの極楽コンビの人物画を上げました。
約17年の年月を経ての初公開となるWコンビの人物画も、合わせてご覧になって頂ければと思います。
それから、「志真と東・西の場合」とサブタイトルを付けている通り、本作は元々他のシリーズ作品の「埋め合わせ」と一緒にオムニバス形式で掲載する予定でしたが、本作が長くなり過ぎた事からとりあえず本作だけ掲載した経緯がありますので、他の「compensation talk」も形になり次第公開したいと考えています。









ここからは、本作の裏話を幾つか書いて行きますので、なるべく本作を読んでから下に進んで下さい。















・本作で初公開となった、東西コンビのフルネーム「東潮」と「西勲」ですが、2人の本名は「右往左往(うおう→うしお、さおう→いさお)」から採りました。
これがやりたくて、本作を書いた面もあるのですが・・・肝心の本名が中々浮かばず、今年の初め頃から書いていながら公開が今になってしまいました。
逆に、これまた初公開となったイース・ウェイスのフルネーム「イース・R(ライト)・ハーディ」と「ウェイス・L(レフト)・ローレル」はすぐに浮かびました。
両者のミドルネームは、本作とも繋がる拍手短編「Right of Left」から、本名の「ハーディ」「ローレル」は約一世紀前もの昔に活躍したアメリカのお笑いコンビ「ローレル&ハーディ」からで、本作での2人の別名となった「極楽コンビ」と言う通り名の元ネタです(「極楽コンビ」自体の引用先は「キングコング対ゴジラ」の予告テロップからだったり)。
・1ページ目で志真が語った、瞬との本気のケンカや学生時代の瞬のアレコレですが、これは以前どの話を書けばいいか迷っている作品、として日記に一度だけ書いた事がある「ゴジラ4・5」の構想を少し出したものです。
これは「4」→「6」の間に唐突に信頼関係が出来ていた(と僕は思っている)、志真と瞬の「本気のケンカ」を経ての信頼関係のはじまりと、2人が不仲になった原因を回想と共に描く予定の話で、今の所は未完作品として着手すらしていませんが、こうして設定として「‐」シリーズの正史に組み込まれたと言う事で、いつかは書いてみたいと思っています。
・2ページ目の東西コンビの瞬への弟子入りの下りは、実は「White Day Mission!」同様かなり昔に書こうと思って途中で放置していた別の短編を、本作に取り込んで完成させたもので、こちらもまた本作を書いた理由の一つです。
逆に、3ページ目の東西コンビと極楽コンビの出会い「東・西とイース・ウェイスの場合」は、その場の思い付きで書きました。
・同じく2ページ目の、西が印象に残った瞬の掛け声は「擬人怪獣シリーズ」の「ゴジラ7・7」から引用していたりします。
余所の擬人化怪獣が出てはいますが、内容としては志真達人間キャラを一番がっつりと登場・交流させたり、「‐」ゴジラの正体を少しネタバレしていたりしますので、出来れば見て頂きたいです・・・!
・またまた初公開の東西コンビの階級ですが、極楽コンビの方が階級が上である理由は、基本的に怪獣等による攻撃行動が無ければ出動が出来ない自衛隊より、米軍の方が出動及び武勲を挙げる機会が多いと思ったのと、「アメリカの空」での戦闘描写から極楽コンビの方が東西コンビより実力は一枚上手であるとも思い、階級を下にしました。
無論、東西コンビもまかりなりにも瞬の弟子なので、瞬の代わりに瞬隊の臨時指揮が出来たりと優秀な方ではあるのですが。
・ウェイスの『ヒューッ!』からの台詞は、「スペースコブラ」の有名な台詞のパロディです(笑)
「ヒューッ!」の単語及び不敵にウィンクするコブラの姿なら、大抵の方は何処かで見た事があるかもしれませんねf^_^
カテゴリ: 小説

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