06/05の日記

22:44
『お兄ちゃんを・・・遂行するッ!!』
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本日、アブジェの「G」クロに15周年アニバーサリー作品ブック「GATHERING」及び短編「‐Grasper‐ 捕らえしモノ達」を公開しました!
先月24日の日記にて、「キングだらけの怪獣無法地帯」より先に「隼薙・瀬上対ダイモン」を書くかもしれない・・・と書きましたが、それを有言実行した形です。
日記を書いた後、とりあえず1ページ目から書いてみるか・・・と試しに書いてみたらトントン拍子で書けてしまい、一週間ちょっとで書けてしまいました(若干発表が遅れたのは、他の作者様への確認や後述の解説を書いていた為)。
本当に執筆意欲の波が激しいと言うか、やる気次第と言うか・・・まぁ、ようやくアニバーサリー作品のブック公開にこぎ着けましたので、良しと言う事で。
以前書いた通り、「GATHERING」は四神大戦後の物語を描いたオムニバス短編集で、今回公開した「Grasper」は2027年2月に起こった初之兄妹と瀬上の出会い及び、一応新キャラとなる「機関」の刺客・アネモスと西洋妖怪・ダイモンとの戦い、そして「ゴジラジオ」シリーズや「爾禍錬成」で描かれた「風神雷神」組こと、隼薙と瀬上の因縁の始まりの物語です。
全12ページの短編ですが、全ページまっとうな小説でボリューム多めとなっていますし、他作品とのリンクも積極的に入れた、見所満載の作品になったかと思っています(^^ゞ
隼薙・穂野香・アークの初之トリオの奮戦は勿論の事、「G」クロ婆羅陀魏編では初めての本格登場となる瀬上を実質の裏主人公として大活躍させていますので、瀬上ファンは必見ですよ!
アニバーサリー作品及び「G」クロ15周年の追い風となる事を願って書いた本作、是非ともご覧下さいm(_ _)m
なお、本作は「GATHERING」内の「story1」としており、予告した他の短編(story)のタイトルも最初のインデックスページに掲載していますので、今は完成を楽しみにして頂ければ・・・と、思います。







ここからは、主に「Grasper」に関する解説諸々について、結構長く書いて行きます。
必ず本編を読んでから、お暇がある時に下に進んで下さい。










本作の解説の前に、アニバーサリー作品自体のタイトル「GATHERING(ギャザリング)」についてですが、以前の日記で書いた通り元々は「G」クロ婆羅陀魏編第六章のタイトル案の一つで、結果として「GENESIS」を採用しましたが、「G」に始まって「G」に終わる「GATHERING」は何処かで必ず使いたいと思っていたので、「集合」を意味する単語なのを含めて、今回採用出来て良かったです(^^)d
ちなみに、今回はオムニバス集と言う形式もあってサブタイトルや人物・「G」紹介ページは意図的に省きましたが、インデックスページでのアオリ文は入れる事にしまして、今回のアオリ文は「ガメラリバース」のオープニング「夏暁」の歌詞から採りました。
これまで平成ガメラシリーズの主題歌の歌詞ネタは必ず入れているので、「夏暁」を聴いてみて該当歌詞が本編での朱夏に会うと思い、「僕」を「あたし」に変えた上で採用しています・・・まぁ、まだ「ガメラリバース」は見れていないのですがf^_^



改めて、「Grasper」について。
本作の構想は約11年前と実はかなり年季が入っており、記憶が曖昧ですが四神大戦後の初之兄妹をメインに、ダイモンと恐らくは後述のアネモスを敵として出す、そして作風や時事列に合う瀬上(「G」ハンター)も絡ませる・・・と言う点は決めていたと思います。
それから2017年頃に執筆を決意して大まかなプロットを書き、島根オフ会のタイミングで「モンスターさん向けのサプライズ短編」として公開する予定でしたが・・・計画は当然のように頓挫(同年の「ゴジラジオin「G」クロ」で隼薙と瀬上の因縁の描写があるのはこの名残)。
それから時が過ぎ、多少の変更を加えた上で「G」クロ15周年アニバーサリー作品の一つとして、ようやく陽の目を見る事と相成りました。
ちなみに、プロット自体はモンスターさんが「爾禍錬成」を書く際に参考として送っており、本編では「赤い石(緋色真珠)と怪物(ダイモン)」「錬成の魔女(エリクシア)」「打倒瀬上に燃える隼薙」として取り入れて頂きました(^^ゞ
また、この時「宇多瀬さん向けのサプライズ短編」として「パレッタと関口のファーストコンタクト話」も共に書こうとしていまして、これは「GATHERING」内短編「Geek」として公開予定です。
僕の小説としては、怪獣が一切出ずに終始能力バトルに徹しているあまり例の無い作品となりましたが、従来作の延長としてやりやすい事や他作者作品との差別化もあって、「G」クロでも怪獣(巨大「G」)の登場・バトルを義務付けていた感はありましたし、ある意味「G」クロらしい作品にもなったかと思います。
久々にがっつりと能力バトルを描いてみて勉強になりましたし、面子としてもやりやすかったので、そう言う意味でも本作を書いてみて良かったですね。






ここからは、本作の登場人物について。


・隼薙
「G」クロではバランとしての再登場(「Gift」)や他作品での客演、当サイトでは「GREATEST」「ゴジラジオ」「パレッタの宇宙開拓史」「GENOCIDE」等々を経て、再び「隼薙」として主役を張った表主人公。
宿敵となる瀬上や、アネモス・ダイモンと言う強敵との戦いを経て「隼舞些」「草薙」を覚え、強さを求めるようになる・・・と言う、バトル物少年漫画的な彼の正統派な成長物語を描きましたが、これは「爾禍錬成」での打倒瀬上に燃える隼薙へと繋がるよう、あえて最初はうだつの上がらない日々を過ごしている描写を入れる事で、成長物語として説得力を持たせました。
ついでに「爾禍錬成」の隼薙のイメトレシーンでの言葉「吹き荒れろ嵐!」も引用したら、モンスターさんに喜んで頂けました(^^)d
隼薙は婆羅陀魏キャラの中でも、ジャンプバトル漫画の男主人公感が強いと思っているので、久々に主役として動かしていて楽しかったですし、弄られキャラ属性が似ていると思って因縁を付けた(?)瀬上ともちゃんと絡ませてみて、改めて良い化学反応になったかと思います。
また今回、隼薙が無茶をした穂野香の頬を叩いて叱る・・・と言う非常に珍しい一幕がありますが、これは11年前に本作(と「パシフィック・リム」)について話していた時に、「妹がいる兄」であるモンスターさんから「隼薙は優しいだけの兄貴で留まって欲しくない」、「時にはキチンと穂野香を律しつつ、やっぱり穂野香には甘い兄貴像が隼薙には良く似合う」、「穂野香は自分の悩みを自分1人で抱え込み、周囲の人間・・・特に隼薙に知らず知らず心配を掛けそうでほっとけない」、と言う「兄」としてのアドバイスを頂き、「姉がいる弟」である僕にとって非常に感銘を受けたので、いつもと違う兄妹・・・「隼薙が穂野香を叱る」展開は絶対に入れようと思っていました。
今まで、どうしても隼薙が典型的なシスコンバカ兄貴で穂野香があまり問題行動をしない出来た妹、と言うキャラ付けで動かしていたのでこうした展開には中々ならなかったのですが、今回こうして穂野香の危うい一面と、隼薙の兄としてのちゃんとした一面を描けたと言う意味でも、書いた意義があったかと思います。
ちなみにデガンジャとの対面フラグを立てましたが、そこを描くかどうかは今は未定です・・・デガンジャは「疾風」の師匠役にして瀬上で言う所のレギオンポジなので、何処かで隼薙とデガンジャを一緒に出したいとは考えていますが。
あと、「混ざってみました!「RuRi」編」の初之兄妹パートは本作の少し後の想定ですので、こちらも是非読み返してみて下さい。


・穂野香
そんな訳で、本作で良くも悪くも熱血な一面を押し出してみたヒロイン。
「爾禍錬成」「決着の日」では隼薙のサポートに回っていますが、元がTOHのコハクなのもあって今回は若干アクション、と言うか無茶をさせてみました。
一応巫子カルテットの中で一番運動神経が高い、と言う設定があるのはあるのですが、今まで描写する機会が無かったので戦いが苦手と思われても致し方無いですし、今回のダイモン事件を機に無茶な戦いを控えて隼薙・アークのサポートを重視するようになった、としています。
なお、今回ダイモンが炎の竜巻を使っていますが、これは「決着の日」で初之兄妹が使った合体技がイメージ元で、更に言えばこの合体技も「ウルトラマンR/B」のウルトラマンロッソウィンド・ブルフレイムによる合体技「ファイヤートルネード」が大元との事なので、この時の炎の竜巻を見た穂野香が「機関」襲撃時に閃き、アレンジして使ってみた・・・と妄想していたり。
ほんのちょっとですがアンバーとの再会と、隼薙からの叱咤を経て、彼女にとっての成長物語にもなったかと思います。


・アーク
サポートでもツッコミでも相変わらずの万能さを見せる、もの言う風車。
今回は隼薙の成長描写もあって、隼薙のサポートはトドメの「風雷神拳」くらいで、どちらかと言えば解説・掛け合い要員と言う感じですが、それ以外では「ヤタノカガミ」や「ガッチャンコ」っぷりによって万能さを出せたかと思います(ちなみに「ヤタノカガミ」はガンダムSEEDシリーズのアカツキが元ネタ)。
それだけで無く、アークもまた一人の登場人物・人口「G」として成長している点を見せる為、アップデート設定を入れてみました。
「GALE」や「Gift」では一種類のみだったのが、最終的に「守ル者」で四種類の「G」由来の自然現象をコントロールするまでに至っていますので、その描写の補強も兼ねています。
ちなみにアップデートはパレッタが隼薙の元を訪れて行っている、と言う設定です(つまり隼薙達は四神大戦以降から本作までに最低15回はパレッタと会っている)。


・瀬上
「G」クロ人気No.1にして、今回の裏主人公も担う「G」ハンター。
一番人気で非常に使いやすいのもあり、今まで様々な作品で多種多様な彼の姿が描かれて来ましたが、今回は初めて「G」クロ内で本格的に出すのもあって(一応「クイズ$ラズリネア」で一言出した事はあり)、原点に返って「G」ハンターとしての彼を描いてみる事に。
加えて普通に盗みに来た、だけだとちょっと物足りないと感じたので、「求ム者」で描かれた五郎による犯行失敗と、初登場となった「履行指令」との間なら瀬上としてもある程度ドラマが描けてちょうど良いのでは無いかと思い、ブルーストーン絡みのリンクも兼ねて時事列を2027年2月にして、なおかつ「履行指令」以降は不可能となった「警部補」としての彼も描いてみました。
隼薙との絡みや時事列もあって、本編を通して「先輩・強者」としての一面を感じられるようにも心掛けています。
結果的に「Gift」での菜奈美・特捜課のような扱いになったかと思いますし、やっぱり瀬上って使いやすいなぁ・・・と、隼薙や凌には悪いですが書いていて思いましたねf^_^
何よりようやく「G」クロで瀬上を本格的に出して活躍させられたのも、本作を書いた意義があったと思います・・・今の所、瀬上を本編作品に出す予定はありませんので(汗)
なお、割と詳しめに瀬上の外見描写を出していますが、これは以前モンスターさんがカスタムキャストで作っていた瀬上の画像を元にしており、モンスターさんからも特に何も言われませんでした。つまり、ほぼオフィシャルです!


・アネモス
ダイモンの前座・・・では決して無い、「機関」側の一応新キャラヴィラン。
「一応」と書いているのは、実はこのアネモスはモンスターさんからの提供キャラであり、ダイモンを目覚めさせる役となる「機関」のキャラがいないか相談した所、Gステの「Researchers File」のキャラとして登場予定のあるアネモスを紹介して頂き、こちらにて初登場となりました。
要はAさんで言う所の、「決着の日」におけるミズノと同じ事情ですね。
「疾風」の上位互換となりかねない「空操」や、淡々と任務をこなす冷酷さと意外といない「機関」の忠臣ポジション、と言うキャラ付けによって個性を出しつつ、ダイモン以上に隼薙の良き成長要員になったかと思いますし、瀬上がいなければ隼薙はアーク込みで負けていた可能性大、としているので瀬上の引き立て役も兼ねさせています(逆に瀬上は悪くて互角くらいのイメージ)。
ちなみにキャラ付けはほぼ僕のイメージで(外見と「G」の設定は頂きました)、スキンヘッド繋がりで「ひろがるスカイ!プリキュア」のスキアヘッドをイメージ元にしてキャラ付けして行きましたが、モンスターさんからはイメージ通りで最初の相手がストーリーとしても最良な隼薙で良かった、との賛辞のお言葉を頂きました(^^ゞ
今の所生存しているので、もしかしたらまた何処かで・・・?


・ダイモン
大映の誇る西洋の吸血大妖怪にして、本作のメインヴィラン。
12年前の「京都怪獣映画祭NIGHT2」で初めて「妖怪大戦争(68)」を観て、ダイモンの奇術に四大元素要素を感じた事から採用しましたが、なるべくオリジナルらしさを残しながら独自の描写を色々入れてみました。
バビロニアの過去話・テレパシー・「地」要素の岩を使っての攻撃と防御・魔笏の予備動作は、全て独自の描写です。
ただ、血を吸って殺した相手に分身を入れて操る能力や巨大化が描写出来なかったのは悔やまれる所で、騒ぎを聞いてやって来た町民の血を吸って殺害するシーンを入れようかとも思いましたが、話のテンポの都合でカットしています。
代わりに「炎上」の女や異能者を血を吸って殺した描写・設定は入れ、「吸血妖怪」としての立ち位置は何とか保っていますが・・・
ともあれ、隼薙達が力を合わせないと倒せなかった、原作での圧倒的な強さは描けたと思いますし、アネモスが隼薙の成長要員ならダイモンは瀬上とのタッグ要員、と言う感じで差別化出来たと思います。アネモスが「ゴジラvsコング」のメカゴジラなら、ダイモンは「ゴジラ×コング」のスカーキングみたいな。
また、平成版「妖怪大戦争」ネタとして「麒麟送子の剣」や加藤保憲が名前の元ネタの加藤巡査を出したり、ダイモンのスーツアクターが大魔神と同じ橋本力氏である事から「大魔人」と呼ばせたり、大魔神及び橋本氏の代名詞である血走った目力の描写を入れています(大魔神が出て来る「妖怪大戦争 ガーディアンズ」への目配せもありますが)。


・エリクシア
実は本作を2017年に書こうとした理由の一つとして、その頃はまだモンスターさんが内輪向けに書いた中編小説にしか登場していなかったエリクシアを、オフィシャルな存在にしたい・・・と言うのがありました。
その頃は直接登場せず、「錬成の魔女」としてダイモンを封印した存在としてアネモスから語られる程度に留めつつ、「履行指令」で存在だけが語られたブルーストーンをバラージにもたらした「女神」と同一の存在とする事で、モンスター編とのリンクを意識した上で存在を示唆させようとしました。
ですがその後、「爾禍錬成」でエリクシアが作者直々にオフィシャルな存在になったと言う事で、そちらに合わせて「機関」にいた頃の彼女を描きながら、彼女自身がダイモンの過去を語る・・・と言う形に変えました。
なので、出番の割に本作に与えた影響はとても大きかったりしまして、ついでにヘッドとレリックの出番も出来ました。
なお、エリクシアがダイモンを封印する時に使った「獅子の瞳」は、お察しの方もいらっしゃる通りウルトラマンレオの・・・では無く、「爾落逢会」にて「G」ハンター(瀬上)が盗んだ「G」です。
どうしてもAさん絡みのネタを入れようと思い、ブルーストーン持ちダイモンの拘束方法の解決と「G」ハンター(瀬上)がいるのもあって、「GENOCIDE」に引き続き使わせて頂きました。






続いて、本作の小ネタについて。
 
・短編のタイトル「Grasper(グラスパー)」は・・・ゴジラシリーズに「Gグラスパー」とかあったり、「G」クロに「Grasp」と言う巨大「G」捕獲組織があったりするので、説明不要ですね(汗)
「G」ハンターの登場や緋色真珠を求めるダイモン、今回新しい力を得た初之トリオ、何より勝利を「掴んだ」と言う事で名付けてみました。

・舞台を徳島県・三好市(旧山城町)にした理由は、メインヴィランが西洋妖怪のダイモンなので妖怪伝承で有名な場所を舞台にしたいと思い、初之兄妹のメインフィールドである四国にそんな場所が無いか調べた所、本編でも記述した通り旧山城町が「後世に残すべき怪遺産」であり「日本三大秘境のまち」と言う、密かにドンパチするにはちょうど良い場所だったので採用しました。
博物館は流石に架空の「待紋博物館」にしましたが、お陰で登場人物を必要最低限に絞って物語を書く事が出来ました。

・劇中穂野香が使う技名は、全て元ネタがありまして・・・

「爆熱ゴッドフィンガー」
「機動武闘伝Gガンダム」のゴッドガンダムの必殺技。私のこの手が真っ赤に燃えて勝利を掴めと轟き叫ぶ原理も大体一緒。
ヒィィィトォ、エンドォ!!

「ブレイズキック」「オーバーヒート」
どちらもポケモンの炎技。「ブラストバーン」も「リモート飲み会・二次会」で引用した事あり。
ブレイズキックは確か、アニメのバシャーモも両足蹴りで使っていた筈・・・

「ウルトラダイナマイト」
ウルトラマンタロウの有名な文字通りの自爆技。流石に穂野香に自爆はさせませんが。
後輩や息子等々、最近タロウ兄さんの代名詞として系統技がよく使われていますが、そう言えば「ウルトラマンタイガ」第一話冒頭でウルトラマントレギアがタロウ兄さんへ使ったのもダイナマイト系統技?

・待紋博物館で初之兄妹に話し掛けた女性は、お気付きの方も多いと思いますが鳳朱夏です。「GATHERING」内短編では時事列が現代では無い「GIANT」を除き、彼女をこうしてさりげなくマーベル映画で言うスタン・リー的に出す予定です。

・瀬上の回想シーンで使った表現「原罪に身を置いて」は、「シン・ウルトラマン」のゼットン戦で使われる劇伴曲「The Original Sin〈原罪に身を置き〉」が元ネタです。

・穂野香の台詞「まるっと全部お見通しなんだから!」は、「TRICK」の主人公・山田のキメ台詞が元・・・って、このネタ「日省月試」のフウナルートでも使いましたねf^_^

・隼薙とアークの「百発千中」ネタは、TOHのヒスイとクンツァイトの戦闘後の掛け合いが元ネタで、「GREATEST」でも使ったパク・・・元ネタ再現です(笑)

・瀬上の穂野香へのあだ名の一つ「ファイヤーガール」は、「劇場版仮面ライダーW AtoZ 運命のガイアメモリ」にて主人公の1人・左翔太郎がヒート・ドーパントこと羽原レイカに付けたあだ名が元ネタです。脚が自慢なのも一緒。

・穂野香の台詞「『超電磁砲』、ってコト?」は「ちいかわ」のハチワレ構文が元・・・って、このネタ「GENOCIDE」でも・・・(省略)
ちなみに後述のネタの通り、「超電磁砲」は「レールガン」と読みます。

・隼薙の瀬上への呼び方の一つ「ビリビリ」は、「とある魔術の禁書目録」のヒロイン兼「とある科学の超電磁砲」の主人公・御坂美琴のあだ名からです。まぁ、確実に瀬上のレールガンの元ネタなので(汗)

・アネモスの台詞「愚か者めが。」は、「戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー」の慈愛大帝こと初代メガトロンがスタスクによく言う台詞が元で、「GENOCIDE」で「お許し下さいメガトロン様!」ネタを使ったので、今度はこちらの方を使ってみました(笑)

・隼薙の台詞「どけ!俺はお兄ちゃんだぞ!」は「呪術廻戦」の脹相の、瀬上の「だからなんだってんだよ!」は「ちいかわ」のお面キメラの台詞が元ネタです。
隼薙についてはこの後「お兄ちゃんを遂行」しましたがf^_^

・またまた隼薙の台詞「やあってやるぜ!」は「超獣機神ダンクーガ」の主人公・藤原忍の口癖が元ネタです。
たまに矢尾一樹さんキャラが口にするので、ダンクーガを知らなくても聞いた事だけはあるかもしれません。

・アネモスの悲鳴「ごふうっ!」は、スパロボUXでよく出て来る悲鳴「ごふっ」の重傷バージョンです。僕もたまにごふらせていますf^_^

・続けてのアネモスの台詞「昂ぶる、昂ぶるぞ・・・!」は、遊戯王の海馬社長の台詞が元です。社長語録ではあまり使われない印象ですが、社長スタンプにもあるのでご存知の方は多いかと(笑)

・エリクシアが予備の緋色真珠を見付けた「緋島」は、住所込みで「勇者ガメラ」にて透がトトの卵と赤い石を見付けた島と全く同じです。

・隼薙が香川県で穂野香アンバーがテレスドンを倒していた、と話す下りがありますが、これは香川県が自ら「うどん県」としている事から、「ドン」繋がりで出してみました。これでお前とも縁が出来たな?
ちなみにLINE VOOMにて、以前母が香川県に行った時の写真を使って「香川県にガヴァドンが出たのでGnosis達+パレッタが香川県に行った」、と言う設定のSSSを投稿した事があったり・・・

・穂野香がダイモンの焔を吹き飛ばした「爆風消火」は、実在する消火方法です。「ウルトラマンオーブ」で知った方も多いのでは無いでしょうか?僕もそうですし(汗)

・隼薙の台詞「兄妹の絆は不滅の真理」は、ウルトラマングルーブの変身時の掛け声が元です。そう言えば「ウルトラファイト「G」」でルーブの方(「兄弟の力を一つに!」)を使ってましたね・・・

・瀬上の台詞「二万年も待ってられないんでな?」は、「ウルトラマンX」のウルトラマンゼロ客演回にてウルトラマンエックスがゼロから言われた「二万年早いぜ?」に対しての絶妙な返し「二万年も待ってられないんでね。」が元ネタです。
瀬上とエックスの(イメージ)声優が一緒(中村悠一さん)なので、中の人ネタ的に使ってみました。

・隼薙の台詞「逃げるな卑怯者が!」は、「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」で炭治郎が猗窩座に対して放った、怒りの長台詞の冒頭部が元です。瀬上は全く卑怯者では無いのですがf^_^

・山城町民の台詞「妖怪のせいなのね?そうなのね?」は、「妖怪ウォッチ」のエンディング「ようかい体操第一」の歌詞が元ネタで・・・まぁ、ろくに妖怪ウォッチを知らない僕でも知っていたので説明不用かもしれませんが(汗)
にわかの僕ですら「妖怪」と聞いて使おうとしたくらい、一時期はポケモンを食う程の勢いがありましたからねぇ・・・

・穂野香の台詞「見返りを求めたら、それは正義とは言わないの!」は、「仮面ライダービルド」のてぇんさい物理学者こと主人公・桐生戦兎の名言が元ネタです。
先日、戦兎の中の人・・・いや、「桐生戦兎」がある余命一ヶ月の子供の為に動いた事こそが、この名言を体現していると言えるでしょう・・・






・・・解説は以上です。
短編の割に長々と解説してしまいましたが(汗)、それだけトピックのある作品を書けたと言う事で。
スランプ解消になったかは分かりませんが、書くと決めた時に毎日1ページは更新しよう、を目標に進めていたらそのまま短期間で書けた、と言う実績は僕の自信になりましたので、このままスランプ解消に繋がればと思います。
次は今の所、前述の「Geek」を書こうかと考えています。本作から繋がる点が多少あったり、まだ「GIANT」を優先して書こうと言う気になれていないのでf^_^
本作及び当解説をここまで見て下さった皆様、本当にありがとうございました!
カテゴリ: 小説

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