ゴジラ「‐」シリーズ

□ゴジラ7・5‐追憶‐
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2011年・5月、群馬県・太田市の世良田東照宮へ2人の若者が向かっていた。
背中に大きめのリュックを背負っている所を見ると、どうやら遠くから来たらしい。



「あれが世良田東照宮・・・実際に見ると写真とは全然違うよな。」
「ああ。なんていうか、こう威厳が・・・」



と、その時東照宮の辺り一帯に地震が起こった。
若者達は足元がふらつきながらも何とか地面に踏み止まるが、東照宮に目を向けた瞬間、信じられないものを目撃した。



「あっ、あれは・・・」
「つ、つっ、蔦!?」



そう、東照宮の下から緑色の無数の蔦が現れたかと思うと、立派に聳える寺院を破壊したのだ。
恐怖を覚えた若者達は、腰が抜けながらその場を抜け出した。
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