ゴジラ「‐」シリーズ

□ゴジラ5・5‐チャイルドの一日‐
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ある日の朝、ここ火山諸島の孤島、鍵島から話は始まる・・・





ギュオオオオン・・・



鍵島に広がる林の中を、チャイルドの大きな大きな目覚めの声が響いた。
二体は林のちょうど中央付近にある開けた所をいつも寝床にしているのだ。
だが、隣のゴジラはまだ起きる気配は無い。
チャイルドはゴジラを起こさない様にゆっくりと起き上がり、辺りをきょろきょろすると、林の中へ入って行った。





林の中に入ったチャイルドは自分の背丈程の木を探し、その木に生っている赤い果実を食べた。
この林には様々な果実が原生しており、チャイルドは目を覚ますといつも食べに来るのだ。
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