ゴジラ「‐」シリーズ

□ゴジラ8‐大神獣メギラ降臨‐
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2011年 12月3日 午前11時29分

我々調査隊は千島列島・天地島に上陸。
最近頻発する、謎の発光現象の調査を開始。
樹齢数百万年とも言われる原生林を抜け先に進むが、発光現象の理由と思われるものは見つからない。



午後1時15分

通称「サンクチュアリ」に到着。
この地は「神」が降りる場所として、地元の住民も近付かない「聖域」らしいが、発光現象の発生源はもうここぐらいしかない。
調査隊は突入を決意。まるで原始時代に戻されたかのような感覚に見舞われたが、生物の気配は無い。



午後3時13分

サンクチュアリ中心部に到着。
我々が見たのは、原始時代の森を抜けて来た先にあるとは思えない、巨大で透明な神殿だった。
これが発光現象の発生源に違いないと神殿の中に入るも、神殿の中はひたすら前後左右どこを見ても半透明な、鏡の世界にでも迷い込んだかのような錯覚に陥った。
しかし、すぐに我々は見た。
神殿の天上から虹色の鎖で吊るされた、巨人・・・いや、天使の姿を。
そして天使は我々に気付き、我々を見ながら確かにこう言った。
「裁きの時、来たり。ここに神の使い、滅義羅(メギラ)を光臨させん・・・」



午後7時2分

どうやって船まで逃げて来たのか、覚えていない。
それ程までに、必死だった。
こうしてこの日記をここまで書けているのが、奇跡だと思う。
あの「滅義羅」とは何なのか、明日にも調べてみるつもりだ。
ただ言えるのは、これから恐ろしい事が起こるのではないかと言う事と、これは我々人間の滅亡の予兆でないかと言う事。
調査が終わり次第、続きを書こうと思う。



段田
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