10/30の日記

18:01
「いよいよ最終号、さようなら皆さん、さようなら!」
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今日、当サイトでも何回か話題にした「ゴジ全」の最終号が届きました。
かつての「特コレ」と内容の傾向を変えて、一貫してポスターに漫画に雑誌掲載記事、パンフレットやチラシなどの収録作品の当時の宣伝物を毎号たくさん付いていたのは、作品ごとの時代を感じて嬉しかったですね。
「特コレ」及び「東宝特撮映画大全集」では主人公なのに諸々の都合で上手く顔を隠されてしまっていた、「GFW」関連の宣材での松岡昌宏さんの顔が、「ゴジ全」ではちゃんと写っていて感動したのも、今や少し昔の話。
懐かしの「ゴジラアイランド」や迷作「ゴッドマン」「グリーンマン」「牛若小太郎」が全話見れたり、時に「怪獣プラネット ゴジラ」やアニゴジの予告、最近だとパチンコの宣伝映像やクリアファイルなどを入れてくれたのも良かったです。
正直、だからこそラインナップして欲しかった作品(「ガンヘッド」「ヤマトタケル」等)や一部作品のコミカライズの収録が最後まで無かったり、特典も作品でバラツキがあったり、クリアファイルも平成作品なのにモノクロのままだったり、大ヒット御礼・完結記念のイベントを開催したり定期的に独自のグッズなどを販売していた特コレに比べると、そういった動きがあまり無かったり・・・などはありますが、それでもこうしてまた隔週で東宝特撮映画を振り返る・見る機会が出来たのは素晴らしい日々でしたし、急遽予定に無かった「星を喰う者」のチラシを封入してくれるなどの配慮もありましたし(僕が入手しそびれたのもあります)、何より貴重な独自のグッズでかつ懸賞商品だったバランパーカーを貰えたのは、生涯忘れないでしょう・・・!
最後が「透明人間」なのも特コレと一緒で不思議な縁を感じますし、今回の雑誌掲載記事も「大怪獣バラン」のものだったのも嬉しかったりします。



更に、今回の特典映像に8年前に稼動していたパチンコ「CRゴジラ〜破壊神降臨〜」の演出用撮りおろし特撮映像が全て入っていまして、ご存知かもしれませんがこの映像を撮ったのは、あの川北監督!
アンギラスもガイガンもキングギドラも新旧登場作品を思わせる魅せ方で、ミレゴジを使ったゴジラのアクションはもはや「VS」シリーズファンの誰もが妄想したであろう、「ジュニアが成長したミレゴジ」そのもの!
更にパチンコの演出と言う都合、ハズレ・・・つまりゴジラが負けるパターンもありますので、アンギラス・ガイガン・キングギドラがゴジラに勝つ、夢の光景も見れちゃいます。
そして、四大怪獣入り混じってのスペシャル演出は後述の事もあって、もう見れただけで鳥肌が・・・
もう、この特典映像を見る為に最終刊を買ってもいいくらいです・・・と言うより、是非買ってでも見て下さい!
2010年と言う、怪獣映画冬の時代でありながら「VS」シリーズリバイバルブームでゴジラファンの熱が高まっていた頃に、川北監督が一切の妥協無しで撮った川北節120%な迫力ある特撮映像は必見です!
ただ、一緒に入っているメイキング映像に川北監督も映っておられるので、そこは涙が出そうになりますが・・・
とにもかくにも、約2年半ありがとう!「ゴジ全」!バランパーカーは、わが家の家宝です!
そして、またこう言った隔週物の特撮怪獣系のマガジンが出るのを、僕は待っています・・・!










・・・そういうわけで、もう時効だとも思いますのでこれを機にお話ししますが、実は僕と母・みかんさん・柳さんは前述した四大怪獣スペシャル映像を、パチンコ稼動より前の9年前・・・あのゴジラパーティーで目撃しています。
「記録日誌」の2009年11月24日のゴジラパーティーレポート後編内に書いてある「秘蔵映像」がそれで、会場でこの映像を見た事は内緒にして欲しい、夢でも見ていたと思って欲しい・・・と所謂「戒厳令」が敷かれていましたので、「秘蔵映像」と言う体で会場に来ていた方だけが分かる形で書き残していました。
それから翌年に公開された「CRゴジラ〜破壊神降臨〜」のプロモーション映像に、あの時の秘蔵映像(スペシャル演出映像)がチラリと映っている事を確認し、みかんさん・柳さんに報告してワイワイ喜んだりしていたのですが・・・まさかそれから8年経って、こうして再び誰でも見れる媒体で陽の目を見る事になるとは思っていなかったので、月日の経過を感じたりあの頃の楽しい思い出が蘇ってしみじみしつつ、当時精力的に活動してゴジラ復活への火を灯し続けていた川北監督の偉大さを、深く感じるのでした。



・・・ただ、僕らがゴジラパーティーで見た映像の冒頭には「東京SOS」風の小美人とCGのモスラが出ていたのですが、今回の「ゴジ全」版には入っていませんでした。
小説のネタにしようとメモを取っていたので、間違いは無いはずなのですが・・・あの映像はパチンコ台・もしくは「ゴジ全」に収録する際にカットしたのか、映像自体がゴジラパーティー上映用に撮ったものなのかは不明です。
なんだか、「『フラバラ』のエンディングは実は三パターン存在する」みたいな都市伝説じみた話になって来ましたね・・・もしかしたら本当に夢だったのかと思ってしまいますが(汗)、この件で詳しい事情を知る方がいましたら、是非情報をお寄せ下さい。
カテゴリ: 特撮

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