12/17の日記

23:09
「さよなら・・・ゴジラ・・・」
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今日、ゴジラ「VS」シリーズのゴジラのスーツアクターなどを務められた薩摩剣八郎氏が、お亡くなりになられました。
薩摩氏が演じたのは昭和のへドラ・ガイガンや「ヤマトタケル」のヤマタノオロチ等もありますが、やはり僕としては「VS」ゴジラは絶対的な存在で、強く・恐く・逞しく、それでいて優しさや悲しみを現す事もあり、そしてかっこ良い。
「VSキングギドラ」の新堂さんとの再会や、「VSメカゴジラ」でベビーを呼んだり、「VSスペースゴジラ」でリトルを庇ったり、「VSデストロイア」でジュニアを喪い涙を流す姿・・・など、擬人化してもいないのにゴジラの言葉が聴こえて来るかのような、正しくゴジラをその身に宿して演じられていたからこその名演は、「VS」世代で無くとも忘れられないでしょう。
特に、薩摩氏で無ければ無理だったとさえ言われるバーニングゴジラは、間違いなく最高のゴジラの一体です。
ちなみに先週、ふと「VSスペースゴジラ」を見たくなって母と見て、薩摩氏の事を考える時間があったのですが、もしかしたら天啓だったのかなぁ・・・と、思ったりしました。
そんな薩摩氏と、僕と母は6年前の「京都怪獣映画祭NIGHT7」にてお会いする事は出来ていますが、定員オーバーでサインを頂けなかったのは、本当に悔やまれます・・・ですが、それでも薩摩氏が遺した名演はいつまでもフィルムに残り続けますし、僕達はあの日憧れたあのゴジラの中に確かにいた薩摩氏の勇姿を、永遠に忘れる事は無いでしょう。
心から、ご冥福をお祈り致します・・・
カテゴリ: 特撮

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