01/13の日記

21:14
「貴方の戦争も・・・終わっていませんよね?」
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昨日、母とモノクロ版マイゴジこと「ゴジラ-1.0/C」を観に行きました。
最初にこの事を聞いた時、以前「シン・ゴジラ・オルソ」を観た時の体験から「絶対に合う!」と思い、入場特典のアートボードもあって初日に行く事にしましたが・・・いやぁ、一ヶ月振りのマイゴジだった事もあって、観て良かったです!
戦争末期・戦後を舞台にしているだけあって、モノクロ化があまりに合っており、「これ元からモノクロ作品だったっけ?」「記録映像?」と思う事請け合いです。
また、モノクロと言う演出自体の特徴でもありますが、「色」と言う情報が抜け落ちる事によって、オリジナル版以上に画面自体の情報・質感が鮮明に見えるようになっていまして、本作がいかに隅々までこだわって作られているかが、オリジナル版以上に伝わると思います。
そして、マイナスカラーされた本作のゴジラからは、オリジナル版以上の恐怖を感じました・・・特に冒頭の呉爾羅パートは夜の場面なのもあって、オマージュ元と思われる「ジュラシック・パーク」のT-レックスのシーンに匹敵する恐怖を感じましたね。
ただ、本作のゴジラ登場シーンがほぼ昼間なのもあり、背鰭の発光及び熱線発射シーンにおいては、個人的に「シンゴジオルソ」の内閣総辞職ビームの方がインパクトがありました。
まぁ、先に観てモノクロ化と言う発想すら無かった「シンゴジオルソ」の方がインパクト抜群なのは当たり前ですし、ゴジラの熱線がそれこそモノクロ時代のゴジラの「白熱光」に見えたりする違いもありますから、一概に優劣は付けられませんが。
ちなみに「シンゴジオルソ」は意図的に画質を落としている印象でしたが、「マイゴジ/C」も「シンゴジオルソ」程ではありませんが少々オリジナル版より画質を落としている印象でした・・・だからこそ、本作が「記録映像」かと見紛う程の印象を与える事に成功しているので、むしろ良かったと僕は思っています。
あと、本作はモノクロ化以外に2ヵ所だけオリジナルからの変更点がありまして、一つはエンドロールに追加された株式会社ROBOTの創業者・顧問の阿部秀司氏への追悼テロップなのですが、もう一つはファンなら「おお!」と唸る事間違いなしです(^^ゞ
・・・と、「マイゴジ/C」は目からウロコな体験ばかりですので、オリジナル版を観た方は是非観て頂きたいですし、あえてこちらを観てからオリジナル版を観るのも面白いと思います(^^)d
国内だけでなく、国外でも記録的ヒットや受賞を叩き出し続けている「ゴジラ-1.0」が「/C」によって更に人気になって、次のゴジラ作品製作へと繋がって行って欲しいです!
それから、入場者特典のアートボードの画像を画集・参の「その他」にアップしました。これ目当てに観に行ってみるのも、十分アリですよ!
カテゴリ: 特撮

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