+久保家物語+

□次男
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てっことよしくんは幼稚園の友達と遊びに行きました
家にはひさしとパパの二人です
なのでひさはご機嫌斜めです(ぇ)


パ「ひさしー」
ひ「あ?」
パ「買い物行ってきて」
ひ「やだ」
パ「おねが〜い」
ひ「きもちゅわりゅ…きもりゅ…きもい!!」


キモイという言葉を覚えました


パ「……」


パパはショックを受け、そして仕方ないので自分で行くことにしました



in独りぼっちの家


ひ「……」


5分後


ひ「……」


10分後


ひ「…」


ギュウッ…(ぬいぐるみ)


20分後


ひ「ふえぇ…」


あっ


ひ「わああぁぁぁぁぁっびえぇぇぇぇぇ(泣)」


小さい子を独りぼっちにしてはいけません


パ「ただいま……!?」


やっと帰ってきました

ドタドタドタドタ(走)


パ「ひさし!!」
ひ「パァパァーーー!!」


駆け寄ってきたパパに大泣きしながら抱きつきました


パ「ごめんな」
ひ「ふえっふえぇっ…」


謝ってるくせにどこか嬉しそう(コラッ)
だってひさからパパに抱きついてきたのは初めてなんです


ガチャ(開)


て「たらいまー」
よ「ただいまー」


二人が帰ってきました
同時にひさは泣きやみました


ぐー(離)


パ「大丈夫?」
ひ「ん」

よ「ひちゃにぃー?」
て「ひちゃー?」


姿の見えないひさを捜してます


ひ「パパありがと///」


トテテテテテテテテ(走)


よ「あ、ひちゃにぃ」
て「みちゅけた!あそぼー!」
ひ「おう!」


部屋ではしゃぎだす3人

パパはというと他の部屋で幸せをかみしめてました



意地悪
クール
意地っ張り
口悪い
の、くせに
優しい
恥ずかしがり屋

それが次男のひさしなのです


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