+久保家物語+
□静電気
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パチッ
て「きゃあっ」
パ「?」
バチッ
ひ「ひゃあっ」
パ「?」
パチパチッ
よ「やぁっ」
パ「!?」
静電気
そんな季節になってきました。
子供たちは困っています。ドアに触ってもおもちゃに触っても人に触ってもバチッときますから。
て「もぅおへやからでないもん!」
ひ「おりぇも!」
よ「ぼくも!」
てな時に限って
パ「おやつだよー」
パパの呼ぶ声。
て・ひ・よ「はーいっ!」
子供ですから。
バチバチバチッ(三連続)
て「きゃー」
ひ「ぎゃー」
よ「き゚ゃー」
ぇ
静電気の所為でドアが開けられません。三人は協力してドアを撃退することにしました(は)
よ「よしくんビームっ!」
……でません
よ「?」
ひ「なかなかテゴワイやちゅめ」
違うって
て「*△●§※☆◇@」
魔法
て「?」
ひ「しぶといなー」
だから違うんだってば
て「どうしゅる?」
ひ「んー…」
よ「トッテにさわらなければバチッてしないよ」
子供会議
ひ「木のとこならへーき」
て「よち!…テヤッ!」
ドカッ(蹴)
て「…いたい」
そりゃドアを蹴れば誰でも痛いって。
それでもお兄ちゃんがやりだすと…
ひ・よ「うりゃっ」
ドカッ(蹴)
ひ・よ「いたーッ!」
て「あ!」
ひ・よ「おぉっ」
へこみました
て・ひ・よ「うん。」
何かを決意する三人
て・ひ・よ「とりぷるキーック!」
ア*パ*マン(?)
バキッ(壊)
パ「!!」
駆け付けるパパ
そして驚くパパ
気にしない子供
て・ひ・よ「おやちゅー!」
走る子供
泣くパパ
まだローンが残ってるのにね。
仕方ないので木の板で補強しました。
と、そこへ
ひ「ていやぁー」
パキッ
パ「!?」
て「うらぁー」
バコッ
パ「!!??」
よ「せいやぁー」
バキッ(壊)
子供たちは喜んでいます。
パパは泣き崩れています。
パ「なんでこーなるのっ!」
て・ひ・よ「けったから。」
ちゃんちゃん(ぇ)