頂き物
□“唯一の…”
2ページ/11ページ
「よしっこれで任務終了だな。」
はぁ〜〜〜……。
流石に厳しかったぜ。
さぁて帰るか…
あいつら元気にしてっかな?
こんなにあいつらの…
幸村の側を離れたのは久々だからな〜
しかし…俺とした事が予想以上に時間がかかっちまった…
…幸村、心配してないといいんだけどな…
久しぶりの長期任務を終えた甚八は木の上にで幹に寄り掛かり大切な者の姿を想い浮かべクスリと笑った。
彼が目を閉じ…一瞬強い風が吹く。
風が収まった時には既に甚八の姿はなかった。
.