03/08の日記
00:23
真田軍(Not 武田)で傍観。
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※のっと夢。
何だか、傍観(と言うか逆ハ狙い主フルボッコ)夢(?)が好きです。
忙しいと、めっちゃ酷いのが読みたくなる……。
とか考えてたら思い付いたネタ。夢じゃないけど。
とりあえず、舞台は婆沙羅。これ決定。
前書いてたネタでは、武田&真田が傍観してたけど、今回は『真田』だけが傍観。
逆ハ主は、トリップしてきた。
理由? うーん……神様の気紛れ、かな?
で、見事な逆ハー補正。
最初は奥州。
次は上杉。
で、北条に武田、織田、浅井、毛利、長曽我部、前田、島津、徳川、今川、豊臣、一応東大寺とか雑賀衆とかも入るかな?
みんながみーんな、逆ハ主を愛する。
武将から一般兵、忍まで、全く関係なく。
それを、ポカーンと見ているのが真田。
真田だけは、誰も補正にかからなかった。
ちなみに、民には補正がかかってない。だから、幸村は必死になって甲斐と上田を治めることになる。
だって、武田は誰も執務やらなくなっちゃったから。
敬愛する信玄さえ、民を忘れて逆ハ主に構う。
最初は信じてたけど、いつまで経っても執務をしないまま。
『恐れながら、お館様!』と進言してみたら、『彼女は守らねばならぬ!』とだけ。
──民への想いはどうなさったのですか。
戦をせずに済むように、上洛を、天下を目指していたのではないのですか。
嗚呼、俺が敬愛を、忠誠を捧げたあの方は、あの女に喰らわれ、消えてしまったのだろうか……。
物凄く悲しい幸村。
信じていたからこそ、疑わなかったからこそ、悲しくて仕方ない。
それを見ていた佐助筆頭の真田十勇士。ブッツンとキレました。そりゃあもう見事なまでに。
何と言うか、笑顔以外浮かんでこなくなるくらい。
「……アレが『武田信玄』、ねぇ?」
「あっはっは、幸を泣かせるとか、いい度胸だよなー」
「他の方々も、どうやら国を捨てた御様子」
「……やっちゃいますか?」
「今は、各地にいる真田忍が無理矢理執務やってるし?」
「ぶっちゃけ、俺様達が天下握ってるようなモンだし?」
「物騒な事を言うな、二人とも。表立っては禁物だ」
「でもさ。……あの女、邪魔だよねぇ?」
『──やりますか』
みたいな流れで、『真田で天下獲っちまおうぜ』と話がまとまる。
勿論、幸村にも話を通します。
最初は渋ってたけど、日に日に悪化していく現状に、とうとう頷いた。
幸村達をも手に入れようとする逆ハ主をかわしつつ、着々と準備を進めていく。
ちなみに、逆ハ主の本命は真田主従。十勇士の男も、顔が良ければゲットしようと思ってたり。
そのうち、わざと幸村と勘違いされた月あたりが動いて、逆ハ主を引き付けておく。この時点で、月以外の真田軍は自由に動けるようになった。
で、(真田以外にとっては)ある日突然、民衆の全国一斉蜂起。
パニックに陥る中、逆ハ主は幸村を見つけ、助けてもらおうと駆け寄る。
が、槍を向けられ、殺気を向けられ、困惑。
他の武将達も幸村に抗議するが、幸村は逆ハ主を睨み付けるだけ。
「俺はお前と会った事などない。それなのに、何故俺の名を知っている! 貴様が『武田殿』達を侍らせている間、民がどれだけ餓え、盗賊が蔓延っていたと!
俺は全国を回っていたのだぞ!? 何故会えると思うのだ!!」
とか言われて、唖然。
続々と集まる真田十勇士やら真田忍から自分達の領土の現状を聞かされ、武将達は真っ青。
「貴女が来てから、南蛮からの侵略船が増えました。……貴女が情報を与えていたのでしょう?
我々がいなければ、幾つの国が犠牲になっていたことか……」
勿論わざと言います。多分十あたり。
必死に否定するけど、やっぱり疑わしい。
そんな逆ハ主を、槍で貫く幸村。せめてもの慈悲で、苦しませないように殺します。
その途端、補整は解除。
信玄が、『すまんかったな。よく正気を保った、幸村』とか声をかけたけど、幸村は悲しそうな苦しそうな表情で一行を見つめるだけ。
不思議に思っていると、兵士が走ってきた。
そして、武将達は目を見開く。
だって彼らは、自分達の国民だったから。
真田の『紅』を纏った彼らは、幸村を呼び、報告する。
曰く、『全ての民が幸村を支持している』と。
「おめでとう旦那。無駄な血を流すことなく、天下統一できたね!」
「俺達はどこまでも着いていくぜ? なあ、そうだろお前ら!」
『はい!』
ここでやっと理解した。
民は領主を見捨て、真田を選んだと。
そして、真田幸村もまた、民に応える事を選んだと。
「全く、お馬鹿さんばっかりだったね?」
佐助はそう言い残し、無言で立ち去った幸村を追いかける。
真っ直ぐだった青年は、民に応え、『日本』という国を治めるようになりました。
傍らには常に、十人の『影』の誰かが控えていたそうです。
って感じ。
……正気組に小太郎入れてもいいかも!
とりあえず、こんなネタ。
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