未定ファンタジー

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悪魔属が暴力で世界を席巻するが、退治される、という伝説のある世界。

新な悪魔現れる。

旧悪魔の力を持つ主人公が戦う。

毒をもって毒を制する。

古来よりこの地方には人間と悪魔の凄惨な戦いの言い伝えがある。ウーリッツ山脈で神の封印を受けけた悪魔ビストールが、封印を解いて復活し、手下を寄せ集めて軍勢を作り上げ、人間世界を乗っ取るために人々を襲い出した。

まずウーリッツ山脈の麓にある村が魔物の大軍にひと飲みされると、相次いで町や村が襲われた。

人肉を好むビストールの魔物達は女や子供にも容赦がない。頭から背中にかけて数本の角を持ち、隆々とした筋骨は固い皮膚に覆われ、強力で前に突き出た顎と鋭い鷲の様な眼、研ぎ澄まされた鍵爪を持ち合わせた二足歩行の魔獣の大軍で、逃げ惑う人間達を角や爪で引き裂き、打ち倒しては、生きたまま食らうのだ。

人間側も、ビストールの軍勢に全くの無抵抗ではなかったものの、町や村に駐留する少数の兵力では歯がたなかった。

こうして、このシャーヒン地方の東半分はビストールの軍勢にわずか七日間で滅ぼされた。

シャーヒン地方を治めるブレスデン公国の公王ザボーダ三世は、その事を知

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