□デリと機関銃
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※突然思いついた小ネタ
 ぶっ壊れデリ→エド



「アルフォンス?」

ある日アルフォンスはアパートの自室で膝を抱え、ブツブツと独り言を繰り返していた。(しかも部屋の角の辺りで)

そんなアルフォンスを心配して同居人のエドが声をかける。

「どうしたんだよ…アルフォ…」
「…ブツブツ」

アルフォンスは相当自分の世界に入っているらしく全くエドの声が聞こえていないようだった。そして。

「…どうして僕ばっかりこんなに切ないんだよ…あぁそうだよだいたい邪魔が多すぎるんだよあいつらさえいなきゃみんな上手く行くのに…」
「ア、アルフォンス…」

そんなアルフォンスに軽く引きつつもエドは現実に引き戻そうとした…が。

「アルフォンス?」

その前にアルフォンスがすくっと立ってフラフラとベッドに向かい…ベッドの下からいざと言うときのためにコッソリ購入しておいた機関銃を取り出した。

「おいっアルフォンス?!」
「そうさ僕とエドワードさん以外全部消してしまえばいいんだ!!」

そう叫んだアルフォンスは何の躊躇いもなく機関銃をぶっ放した。

ズダダダダダダダ!

「あっははははは!!消えちゃえ消えちゃえ!」

「や、やめっアルフォンス!しっかりしろよぉ!!」


アルフォンスの奇行を止めさせようとしたエドの努力も虚しくアルフォンスの破壊活動はいろいろな物や者を破壊してまわった。


ズダダダダダ!

「あはははは!!」

ズダダダダダ!

「あっははははは!」


そしていよいよ破壊するモノがなくなり、アルフォンスはようやく止まった。


「エドワードさん」

そして呆然としているエドに返り血を沢山浴びた顔でにっこりと微笑みかける。

「ひっ」

思い切りビビるエド。

「さぁ脱いで。もう僕ら以外誰もいませんから恥ずかしがる事も……弟を好きだというフリもしなくていいんですよ」

「うぁ」

アルフォンスは逃げようとするエドの腕を掴み引き寄せてガッチリとホールドする。

「あなたも今から壊してあげますよ…」





おわる

+++

申し訳ない気持ち




05.11.08
 

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