薄桜鬼〜Dream〜
□ある晴れた日の日常
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沖『あのさ…』
由香『何ですか?』
沖『………やっぱりいいや(キョトンとした顔しちゃって…こっちの気持ちも知らないで…まったく君って子は可愛いなぁ)』
由香『???どうしたんですか沖田さん?急に話かけてやめるなんて……気持ち悪いですよ?あ…もしかして悪い物でも食べたんじゃぁ………ハッ!!(何か寒気が…)』
沖『…ねぇ由香ちゃん君はボクを猫か何かと勘違いしてない?………まぁ、猫だって悪い物と良い物の区別位つくと思うけどね(ニッコリ☆)』
由香『あ、あの…沖田さん?(どうしよ〜目が笑ってないよぉ…)』
沖『なに?』
由香『ご、ごめんなさい!!』
沖『…だから、何が【ごめんなさい】なのかな由香ちゃん?』
由香『え!あっ…だからその…………』
沖『うん?(ニッコリ☆)』
由香『……………(怒ってる!?怒ってるんだよねぇ?沖田さん!?)』
沖『どうしたのさ?黙ってちゃ分からないよ由香ちゃん?』
そう言って由香の顔を覗きこむ沖田。
由香『〜〜〜〜〜〜っ///(近いっ!近いよ沖田さん!!……ってか沖田さんって綺麗な顔してるよねぇ〜…睫毛も長いし……って違ーう!違うでしょ由香!今はそんな事考えてる場合じゃ……)』
ーーーここから沖田サイド思考になりますーーー
うーん、やっぱり可愛いなぁ〜♪
からかいがいが有ると言うか何と言うか…素直って言うか…
可愛いんだよねぇ〜…由香ちゃんって。
あ、もちろん笑った顔が一番可愛いんだけど♪
ーーーーーーーーー思考終了ーーーーーーーーー
由香『………………………………。』
沖『(さっきから黙ってるけど、少しやりすぎたかな?)……ねぇ
由香ちゃん?』
由香『えっ…!あ…ハイ何でしょうか……?』
ふと、目線だけ沖田をみる由香。
沖『!!!(それは…その上目遣いはズルいなぁ……反則だよ由香ちゃん)……………君って僕の事キライなの?』
由香『え?突然何を言われるんですか?私が沖田さんをキライ?それは絶対ないですよ!ありえないですっ!!むしろ私、沖田さんの事好きですよ!周りに見えない所で凄く気を使ってる所や、血の滲むような努力をされているのに分からないようにされてる所とか、それに本当はとても優しい人だって事私は知ってます……。』