幻想(マボロシ)狂想曲
□月夜の花畑で
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「…」
チチチチ
と鳥のさえずりで目が覚めれば、クラヴィスは長い髪をかき上げ、ベットから体を起こした
久々に、気持ちよく寝たような気がする
あの温もり
あれは誰にも一度は与えられていたもの
しかし、歳を重ねていき
なおかつ、守護聖となった自分に
もう一度そのぬくもりがもらえるとは思ってはいなかった
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