everyoneY

□第155章
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とまあ結局は決まらず、部活へ。


暦石「(…皆部活一生懸命やってるよなぁ〜……確かに、今は野球が大事な時期……なのかな)」


野丸「暦石さんどうかしましたか?どうも練習に集中出来ていないようですが」


暦石「ああ…野丸。うんとね、俺ただ単にふっつーに文化祭も頑張りたいし、野球も頑張りたいと思ってるんだ」


野丸「………?」


暦石「でも皆は野球だけかなぁ…と思っちゃってねぇ…ふっつーに頑張りたいだけなんだけどなぁ…(・ω・`)」


野丸「……!!」


※ 狙った発言ではありません。


野丸「…いえ、私達は学生です。学生なら、学校でやる事には全て普通に頑張れば良いんです!!暦石さん、君は間違ってないですよ」


暦石「ホ、ホントに!?(゚∀゚)」


野丸「えぇ、私も普通に頑張らさせて貰いますよ」


暦石「うわぁ〜!よかった〜!!(*´艸`)」


ああ、何かもう残念臭が漂い過ぎてる。


蛹「どうかしたンスか〜?」


暦石「ああ、蛹くん。そういや1年生は文化祭何やるか決めた?」


そこへ1年生の蛹花蝶が話に入ってくる。


※ 練習中です。


蛹「文化祭ですか?喫茶店やるんですよ〜真野ちゃん達中心に〜至って普通の!」


暦石「ああ〜…」


野丸「!!」


暦石「喫茶店か〜、去年は俺達もやったなぁ」


野丸「"至って普通の"とは、どういう事ですか?」


蛹「いやまあ、特に変わった事はせずまあ適当に〜ってな感じっすかねぇ?」


野丸「特に変わった事はしない……ですか」


うーむ、野丸は考え込んでいる様子なのだが…。


暦石「そうかぁ…そういうのも大事だよな…」


蛹「先輩達は何やるんですか〜?」


暦石「それが、まだ決まって無いんだよね。決まればトントンと進んでいきそうなんだけどなぁ」


蛹「そうっすかー!それじゃ、頑張ってくだちゃい!!」


暦石「うん、ありがとな〜」


蛹の赤ちゃん語(?)をスルーする暦石。と言うか気にかけてもいないし、気付いてもいない。


野丸「("至って普通に"…
"特に変わった事はせず適当に"…!!)」


…この子は別方面でスイッチが入っていた(´д`)


梶原「(はぁ…文化祭か。嫌だなぁ…)」


古宮「(当日までの時間も憂鬱だ…)」


さて、1年生達も初めてのchallenge高校野球クラスでの文化祭が迫っているわけだが…。


藤原「霊太と桜良からの嫌悪感凄いな」


杉浦「それを感じ取る藤も凄いよ」


三立「何で?楽しみじゃないのかよー?」


中塚「ま、面倒なのはちょっとあるしな」


砂月「あいつら協調性無いから、学校行事基本やりたくねェんだよ」


時和「お前が言うな」


阿部「(京一もな!( ̄_ ̄;))」


↑ 口に出すと論破されるので心の声。


松原「ところで何人か先輩達いなくね?」


後藤「あー、何か偵察の情報整理してるってさ」


措定「ビデオ調査タイム!ってヤツ?」


十河「うんまあそうだろうが…洋吉そのテンション何?」



(そして・・・。)



柿崎「………」
福田「………」


凡田「出来そうでやんすか?」


陸田「テレビに何繋げようとしてるんだ?」


こちらはある教室を借りて、作業中の面々。


子川「(…ビデオ?)」


柿崎「よーし完成ー!(゚∀゚)」
福田「これで見れる(・∀・)」


陸田「何をー?そのビデオ何?」


柿崎「え?お前らが偵察してきた結果のビデオだろ?」


子・陸「は!?(°Д°;)」


て、偵察はケンカ売っただけで終わっちゃったんですけど…。
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