everyone〜zero〜

□第6章
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四引「ふぁーあ〜…」


四引達也…後にchallenge高校野球クラスに入学する生徒の1人。


四帆「わ、練習中にあくびしてたら怒られない?」


羅木「不真面目な子扱いされますよ」


四帆光一…羅木一…この2人も四引同様だ。中学で同じ野球部、高校でも同じ所に行く訳だが…。



四引「いいんだよ、ちゃんと先生や試合の時は真面目にやるから。そういつもいつも気張るのは無理」


四帆「…ま、それが出来るから言える事だネ」


羅木「四帆くんも似たようなものじゃないですか」


四帆「俺は四引程じゃないもーん」


四引「何が?俺は至って真面目な子ですよぉ」


四帆「ハイハイ」


羅木「まあでも良いんじゃないですか、試合の四引くんは見てて面白いし頼りになりますから」


四引「何の事?」


四帆「(自覚無いわ無意識なのもあれだよね〜)」

羅木「(試合の無表情無口っぷりが凄いですね)」




四引達也…普段はただ至って真面目で地味な子だが、試合の時は何故か人格が変わったかと思うくらいクールで闘志溢れる子になるのだ。

四帆光一…普段はカラッとしてて割と軽い感じだが、試合時は割と冷静な子、だが一番恐ろしいのは多重人格な所。

羅木一…口調から分かる通り真面目で成績も優秀、ある意味この3人の中では一番普通かもしれない。
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