ｅｖｅｒｙｏｎｅⅣ
□第９４章
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子川「…(・_・;)」
山本「…(・_・;)」
四帆「…(・_・;)」
中野「…(・_・;)」
副キャプテンに任命される方々。４人共、目が点になっている。
新垣「分かりました。じゃあ子川くん、山本くん、四帆くん、中野くん。よろしくお願いします」
坂城と米田の人選にとくに何も言わず、そのまま決定にするつもりなのか新垣先生が進めようとする。
四帆「ちょっ…ちょっと待って下さーいよ！何で俺らなんですか？そもそも俺や中野なんかキャプテンの候補にも上がって無かったじゃないですかー」
とりあえず淡々と決まっていきそうなので、四帆が抗議の声をあげる。
坂城「そりゃさっき選ばれなかったのは仕方ないだろ。ありゃキャプテン投票であって、俺達は副キャプテンとして選んだんだぞ」
米田「ああ。俺らだって別に嫌がらせ目的で選んだんじゃないぞ。ちゃんと考えて決めたんだからな！」
坂城「そうだぞ。勘違いしないで貰いたい！」
と言って子川を見る坂城。
子川「…な、何だよ」
中野「んじゃあ、どんな理由だよ？そんな豪語するんなら俺達納得出来る理由なんだよな？」
米田「おう！それじゃあまずこのクラス…って言うか野球部は人数が多いな？」
そんな事百の承知である。
米田「１人しかいないポジションが無いって言うのもある意味特徴だな。投手捕手内野外野皆埋まってるんだ。つまり…」
中野「…あ？」
坂城「分かるか？投手、捕手、内野手、外野手それぞれに副キャプテンを決めたんだぞ、俺らは」