everyoneW
□第97章
2ページ/8ページ
と言う訳でピッチャー陣は…
子川「えっと…早速投げて貰おっか」
大神「なあ子川。「早速」と言ったところ悪いがちょっといいか?」
大神が子川を呼ぶ。
子川「何だよ?」
大神「(投げ込みからやるならこの場合、新入生の捕手も呼んだ方が良いんじゃないか?)」
子川「(え…)」
大神が子川に耳打ちする。
大神「(中学一緒の奴が何人かいるのかもしれないけどさ、ほとんど初対面だと思うぞ。組む投手の球は見せた方が良いんじゃないか?)」
子川「(そっか…それもそうだな…)四帆ー!」
子川が四帆を呼ぶ。
四帆「なーにー?」
そして先程の話をして四帆に1年のキャッチャー達を呼びに行かせる。
子川「えっと…阿部くん(だっけ?)、砂月くん(だったかな?)、ちょっと待ってくれよ」
阿部「は、はい」
砂月「………」
この不慣れな感じのまま進んでいくわけだが…。
福田「何しに行ったんだ?四帆は。珍しく子川に呼ばれて…」
森盛「さあ…なんだろね?練習の事だとは思うけど…でも子川くんも四帆くんもなんか不思議な感じだね。副キャプテンだから仕方ないけど」
芽舘「(ウズウズ…ウズウズ…)」
福・森「(怖い…)」
芽舘が震えているのか何なのかよく分からないが、1年生でキャッチャー経験のある者が呼ばれたのであった。