ｅｖｅｒｙｏｎｅⅣ
□第９９章
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入学式から、早くも２週間近くが立ち、４月の末に…
【challenge高校：１年野球クラス】
頼純「さて…ＧＷ明けには君達に"宿泊学習"が待っている事は聞いてるよな？」
阿部「はーい」
梶原「（…何やるかは全然聞いてないけど）」
砂月「（はーめんどそう）」
蛹「何やるのかな！？」
十河「高校生活１発目の宿泊行事だもんな～！」
措定「ドキドキするヨネ！」
時和「（別に）」
中塚「（何かハラハラしてくるな逆に…）」
古宮「（い、嫌だなぁ…宿泊行事だなんて…俺苦手…）」
三立「楽しみでっす！」
弥垣「まあ…そんな感じです」
頼純「うんまあお前らの意気込みはよく分かった。そこでは色々な活動を行う訳で、まあ平たく言えば｢合宿｣みたいなもんなんだけど…それで、班を決めよっかな…って考えてたんだけど…」
頼純先生が辺りを見回す。
頼純「この人数じゃなぁ、２つだけ作っても困るだろ。とりあえず班構成は無しで…全員で協力するよーに！」
阿･蛹･十･措･中･三･弥･紬･真「はーい！！」
梶原「（うぅ…）」
砂月「（ケッ）」
時和「（出来る気がしないな）」
古宮「（心配だぁ…）」
半分以上はテンション高く返事をする。しかし、一部団体行動が苦手そうな者は浮かない顔のままでいた…(￣ー￣;)
頼純「とりあえずしおりは完成。配ろっかな…と思ったけど、学校の方針で当日まで配っちゃいけないんだ」
阿･蛹･十･措･中･三･弥･紬･真「え」
梶古「（うわぁ…嫌な予感しかしない）」
砂月「（面倒なことになりそうだな）」
時和「（はぁー…）」
一斉に渋い表情(￣ー￣;)
頼純「まあ持ち物とかは別紙にまとめるから安心してくれ」
阿部「(え、それよりスケジュールとか気になる…)」
蛹「(うんうん)」
十河「(事前に何かこう…日程とかプログラムとか説明しないもんなのか？)」
措定「(この学校怖イヨネ)」
頼純「んじゃ、今から持ち物と、ある程度日程とかまとめたプリント配るぞー。しおりじゃないから許される！ただし大っぴらに言うなよ！」
中塚「(何だあるのかよ)」
三立「(びっくりーとかしちゃったぜ！)」
弥垣「(ちょっとドキッとしたよね)」
紬治「(バレたら頼純先生怒られるのかな？)」
真野「(かもしれないわね)」
そんなこんなで、１年生の教室では宿泊学習について進められた…。