everyone〜zero〜

□第2章
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藪允「まず…キャプテンの堂宮(捕)は白!副キャプテンの坂城(三)は紅!」


堂宮「うぃーす」


坂城「(やっぱり俺と堂宮は分かれるのか)」


キャプテンと呼ばれた男、堂宮。
そして(何と!)副キャプテンの坂城がそれぞれ別れた位置に付く。


藪允「一応ポジションと実力は大体同じようにしたから、オーダーはお前らが決めろよ!」


堂宮「…え?マジすか」


坂城「俺決めんのかよ〜!」


藪允「…ま、チーム皆で決めていいからさ。独りで勝手に決めなくていいぞ」


堂宮「…あ、そうすか」


坂城「何だそういう事か」


藪允「んじゃ分けてくぞ!まず白に中野(一)!紅に塩山(二)!」


中野「…はい」


塩山「(坂城くんと一緒だぁ〜)
は〜い!」


藪允「次!白に大野(三)!紅に福田(捕)!」


大野「うぃーす!」


福田「はい!」


堂宮「(中野と大野…デカい2人はこっちか…。充分行けそうじゃね?)」


坂城「(アイツらがあっちだと寂しいモンだ…存在感や威圧感あるもんな、大野に中野は。ホントに平等かよ〜?)」


藪允「白に拓沢(二)!紅に山本(外)!」


拓沢「(うわ、山本くんと比べられちゃったよ)」


山本「(んー、紅ね)」


堂宮「(あ〜、山本あっちか〜残念)」


坂城「(お、山本こっちか)」


藪允「白に津田(投)!紅に柿崎(遊)!」


津田「はい!よろしくお願いします!」


柿崎「…よ、よろしくお願いしまーす」


藪允「白寺川(遊)!紅阿形(外)!」


寺川「よろしく頼むぜぃ!」


阿形「はーい!
(あと残ってるのは…三橋くんと矢部くんか。どっちかな)」


坂城「(残りは矢部とピッチャーの…)」


藪允「最後!白矢部(外)!紅三橋(投)!」


矢部「よろしくでやんす」


三橋「よ、よろしくお願い…します」


堂宮「(んー、まとめると…外野を矢部1人任せればいいかな。んで二遊間作って津田の速球で外野には飛ばさないって形か?何とかバランスは取れるかな)」


坂城「(最後に投手の三橋が残ってたから来るのは分かってたけど…んー、内野どうすればいいかね。外野はまあ2人、柿崎と塩山に全部任せればいいのかな。こんなもんか。ちょっと守備陣緩いかな〜危ないかも)」


塩山「(どうなるかな〜)」


柿崎「(何か嫌な予感がするような…)」


※ 当たり


藪允「勝ったチームはマックのハンバーガーおごるぞ〜んで負けたチームはグラウンド整備な。罰ゲームって事で」


「「なぁにぃ!?」」
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