everyone〜zero〜

□第3章
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子川「あと…野球…か?な?」


自分で自分の言葉に疑問を抱きながら言った子川。だがその言葉は8人を…しっかり興奮させていた(ぇ


坂城「よォし!外行こォ!」


全員「OKェ!」


子川「…は?」


矢部「グローブとボールの準備でやんす〜♪」


子川「あ、よーやく帰ってくれるのか…」


坂城「何言ってんだ。子川もだぞ?」


子川「…は?何?」


坂城「ほら行くぞ〜!」


子川「やーだー」


坂城「行・く・ん・だ〜!」


子川「やーーだーー!」




ズズズズ・・・


何故か自分の家から引っ張り出された子川勇志。


坂城「あ、いかんグローブ…お、結構分かりやすい所置いてあんな。いつもやってるだろ?」


子川「んなめんどくさい事いつもやってる訳ないだろ」


坂城「は?よく分からんな…」


めんどくさがりな事は大いに分かったのだが、何故野球をやってるのだろうか。とにもかくにも9人近くのグラウンドにやってきた。


子川「(…何でこんなことに…)」


坂城「さてと!子川ってポジションどこなの?」


子川「……………」


坂城「オイオイ、無視はよくねーぞ?」


中野「(ピンポンシカトもあながち…)」


矢部「はっ!オイラ分かっちゃったでやんす!たぶんこの子は答えるのがめんどいだけでやんすよ!」


坂城「ああなるほど」
塩山「矢部くん冴えてる〜!」


子川「うるせぇそこのメガネ」
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